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〈べる視点〉
「!…!」
さもさんが凸さんのパーカーの袖を引っ張る。
「ん…?…あこれ?」
凸さんはさもさんが届かない棚のコップを出してあげた。
「!ニコッ」
「へへ…」
「…はあ」
「っ…?」
「ああ…心配しなくていいよ。ちょっと疲れてるだけだから…」
「…!…!!!っ…ムスッ」
「ちょごめんって、ちゃんと休むから。大丈夫」
「………、」
「…二人ってさ、なんでそんなにお互いのこと分かるの?」
「ん?」「?」
私の問いかけに、二人は一瞬理解できなかった。
「さもさんって病気で凸さんと喋れないじゃん、なのになんでそんなお互いのことが分かるのかなって…」
「んー…」
凸さんはしばらく考え込む。
「愛」
「…!?…!///」
さもさんが恥ずかしさに目を逸らす。
「てかななべるもだろ。」
「へ?」
私は普段のななっし~との会話を思い出す。
『べる最近無理してない?』
『はいはい、甘えたいならそう言ってよ。』
「…確かに」
「ほら愛だろ?」
「うっさい凸おじ」
「おい!?」
「………ん」
私はななっし~に抱きつく
「ん?どしたのべる。甘えたいの?」
「…うん」
やっぱり愛かもしれない