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後日談2

🇮🇹×🇩🇪(ドイツ目線)

⚠️

実際の国とは関係ありません

BLです


今日はイタリアの家にきた。イタリアもアメリカに隠れていて目立たなかったが、俺のことを可愛がっていた。俺は見逃していなかった。

チャイムを押すと、イタリアが出てきた。

🇮🇹「なんなんね?」

🇩🇪「分からないか?約束、果たしに来たんだ」

🇮🇹「約束…」

🇮🇹「!?!?」

イタリアは勘が鋭い。流石だ、気付いたみたいだ。ドアを閉めようとしているが、追い出す申し訳なさが勝っているのがよく分かる。尚更理性が飛びそうになった。

それでもイタリアは家に入れてくれた。

🇮🇹「約束…果たしに来たんだよね?」

🇩🇪「そうだな」

🇮🇹「いいよ、もうやっちゃって」

俺はさすがに戸惑った。なぜなら向こうがokしてくれているのだから。

🇩🇪「……本気か?」

🇮🇹「うん、もう開き直ったんね!」

イタリアはまぶしいほどの笑顔で俺を見つめてきた。それどころか、強く抱きしめてきた。離れたくない、もっと温もりを感じていたい、と言わんばかりに。

🇩🇪「良いのか…?」

🇮🇹「良いよ♪大好きだから大丈夫なんね!」

今、「大好き」と言ったのか…?ずっと頭の中でさっきのイタリアが駆け巡る。

🇩🇪「そ、それはどんな意味で…?」

🇮🇹「え?友達として、そして、かつての同盟国として、ね?」

恋心を抱かれていないことに安心してしまった。昔からの関係が変わるのが怖かった。裏切られたことはあるとはいえ、それでも結局は友達だった。イタリアがはっきりと言ってくれたことが嬉しすぎた。

🇮🇹「確かにioはドイツのこと、裏切ったよ」

🇩🇪「ああ、、うん」

🇮🇹「でも嫌いじゃないから!」

さらに強く強く抱きしめられた。苦しささえ嬉しさに変わってしまってきた。

🇮🇹「例え他の皆と違う何かがあったとしても、それのせいでioが血塗れになっちゃっても…」

🇮🇹「ioは大丈夫なんね」

🇩🇪「!?」

突然顔を近づけられ、そして密着させられた。

血の味がする。鼻の奥につんとくる度に申し訳なくなってきてしまう。

いつの間にか開放されていた。

🇩🇪「……」

🇮🇹「あれ?ドイツがお仕置きしに来たんじゃなかったっけ?」

🇩🇪「それを言うな…」

🇮🇹「ioが全部やっちゃったんね」

これからが少し不安になってしまった。次の奴こそ俺がリードしてやる。

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