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強烈な抜き差しによって、快楽中枢が焼き切れそうなほどの絶頂を、何度も何度も叩きつけられる。
「すき……すきぃ……たけりゅさ……っ!♡♡」
もはや自分が何を言っているのかも理解できないレベルまで追いつめられ
涙腺が決壊したことで、俺は子供のように泣きじゃくりながら喘ぎ続けてしまった。
「……た、たけりゅしゃ……手、やだ…繋ぎ、たい……っ」
かすれ声で懇願すると、尊さんの激しい動きが一度、ピタリと止まった。
俺の頭上で固定されていた手首をそっと解くと、次に彼の大きく熱い手が、俺の指の間に滑り込んできた。
太い指が一本一本、確実に俺の細い指を捉えて絡める。恋人繋ぎ。
「……ん、これでいいな」
互いの手汗と体液でぬるりとした感触さえも、今は世界で一番愛おしい。
「…えへへ…安心…します」
自由になった両手が、尊さんの確かな体温を感じて、胸の奥がギュッと締め付けられる。
「分かりやすいな……そんなにか」
尊さんが俺の耳元で囁く。
その声は、さっきまでの激しさを完全に失い、蕩けるように甘い、慈愛に満ちたものだった。
「はぁ……はい……っ、この方が、たけりゅさんと、全身で繋がってるみたい、で…好きです……っ」
恋人繋ぎをした尊さんの大きな手に、スリスリと甘えるように頬擦りをすると
尊さんの喉の奥から、愛しさが溢れたような小さな吐息が漏れた。
「……ほんと、子犬みたいだな、お前は」
そう言いながら、彼は俺の頬を、ゆっくりと自分の逞しい胸元へと引き寄せる。
指を絡めたまま、片手で俺の背中を、壊れ物を扱うように、けれど力強く抱き込んだ。
熱い。
重なる体温も、荒い吐息も、ドクドクと刻まれる心臓の音も。
全部がすごく近くて、驚くほど熱い。
「ん……っ、たけるさん……」
俺はもう、言葉にならないくらい甘ったるい声しか出せなくて。
ただ彼の胸板に顔を埋めて、ぎゅうぎゅうと指を絡めた手を、壊さないように、でも必死に握り返す。
「しゅき……っ、たけるさん、だいしゅき……っ」
嗚議まじりに絞り出した最上級の言葉に、尊さんは「言い過ぎだ」と短く返して
俺の汗ばんだ髪を何度も、何度も優しく撫でる。
さっきまでの激しい動きはどこにもなくて。
ただただ温かくて、俺のすべてを包み込んでくれるような、愛の証。
「……俺もだ」
耳元で、心臓の鼓動よりも深く囁かれたその一言が、胸の奥の奥までじんわりと染み込んでいく。
俺はもう何も考えられなくて。
ただ尊さんの胸にしがみついて、繋いだ手を離さないように、ぎゅっと握りしめた。
涙と汗と、ぬるぬるした体液。
全部が混ざり合って、ぐちゃぐちゃだけど。
でも、それすら今は、世界で一番愛おしくてたまらない。
「……たけるさん、あったかい……っ」
掠れた声で呟くと、尊さんはまた小さく笑って。
慈しむように、俺の濡れた唇に何度もそっとキスを落とした。
尊さんからの愛情を肌で感じながら、俺は彼と過ごす平和な日常に浸る幸せを噛み締めていた。