コメント
4件
め っ ち ゃ い い ん だ け ど ! ?
最高 です ! もう 人生に悔いはない … 、 っ !
『ありがとうございました』
今日もいつも通り6限まで授業を受けて、足早に教室を出る。
友達が遊びに誘ってくれてたけど、今日は無理、行きたいところがあるから。
ジメジメとコンクリートに太陽が照り返して蒸し暑い。6月に入ったばっかなのにこんな暑いとか日本どうなってるの、
と文句を心の中で言いながら歩く。表通りを曲がって、少し裏路地に入ったところにある「CAFE Zeffiro」
『こんにちわ〜…?』
ドアを開けると同時にからん、と心地のいい音が鳴り響く。人はいなくてキッチンの方にも人が見当たらない
もしかして閉まってた?と焦って看板を見ると「OPEN」のまま。
どうしようどうしようと固まっていると、裏口のドアががちゃりと開いた。
??「すみませ〜ん!!…って○○かぁ、いらっしゃい!」
『…私もお客なんですけどね、風楽さん』
ぽそりと言うと困ったように眉を下げて笑う。
キラキラと輝く金髪に、サファイアみたいな青い目。
めちゃくちゃ陽キャイケメン。1回言ったら調子乗ったから言わないけど。
fur「いやあ、○○もう常連さんだからさ。いつものでいいでしょ?」
『うん、お願いしまーす』
カウンター席についてダラダラとスマホを見る。エアコンの冷たい風で汗が引く。
……今日は風楽さんだけなのかな。
________
next ↬ ♡500