テラーノベル
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「あ、ああ、また…! いぃ!」
いつまで解すつもりか!
腟の中でも一番刺激の強い場所を的確に責められ続ける。最初は優しかったのに、セツが慣れてくると指を立てられ抉るような動きをされる。 尿意に近い快楽に怯えつつもまた膝を震わせて果てる。
弟のエドガーが垂れた目を細め、ぼたぼたとシーツに染みを作りながら果てるセツを見て囁く。
「愛液が多いタイプかな。可愛いな、セツ」
「聞こえてないだろうな」
イザークは愛撫に飽きたのか、ベッドサイドでセツの耳をもみくちゃに揉んで遊んでいる。
エドガーが白いシャツを脱ぎ始めた。
「そろそろ良いかな」
セツは絶頂のし過ぎで脳みそが既に蕩けていたので気付かなかった。耳を触ってくるイザークの手から逃れるのに必死だったのもある。
挿入されることに気付いたのは、エドガーの物が入口を押し広げた時だった。
「えぇ…?」
明らかに記憶にある男の物と違う大きさに、驚いて目を剥きながら下腹部を見る。
嘘だ、皇太子の1.5倍以上はある。入らない、裂ける。
血の気が引き、セツの腰を持っていたエドガーの手を掴んでエドガーを見上げた。
「エド、待って。入らない、それ、入らな、い、って、ば…!」
何故か名を呼んだ瞬間強引に中を押し広げられ、エドガーの腕に爪を立ててしまった。
強烈な圧迫感と、散々虐められた浅い所への刺激により、痛みよりも快楽の方が勝った。
「ぅああ…!」
「ごめん。名前を呼んでくれたのが久しぶりだったから、加減出来なかった」
エドガーの大きな物が最奥に辿り着く。
子宮口を強く押し上げられる感覚に、セツの目が見開かれた。
何で、何で奥が気持ち良いんだ!
セツは感じたこともない、痛みしかなかった最奥から滲み出る快楽の波に焦り、体をよじって逃れようとしたが、イザークがセツの両手を掴んでシーツに押し付けた。
「なんで、なん、で、まって、やだ…動いたら、うぅ!」
「ちっ。随分よさそうだな」
「ああ、狭いだけじゃない。うねって…これはやばいな」
中を確かめるように動いていたエドガーの物が、リズムを刻むように律動を始めた。
浅い所と深い所、両方を刺激される度に口から聞いたことの無い声が漏れ、内股が震えてくる。
「あ、あぁ…いッ!」
セツは再び異様な早さで果てた。
「くッ。締まるな」
絶頂により膣を震えさせるセツの中を楽しむように、エドガーの物が緩やかに出入りする。
媚薬により敏感になったセツの中は絶頂しながらもその優しい刺激に反応し、無意識にエドガーの腰を脚で締め付けた。
エドガーが嬉しそうにセツの脚を撫でながら吐息混じりの声を出す。
「あー、やばい。本当に悦い。想像してたよりずっと悦い。これは持たないな」
セツを見下ろす深碧色の瞳が細まり、降りてくる。
腑抜けた顔のままその様を見つめていると、気付かぬうちにエドガーの鼻がセツの鼻を掠めるほど近くにいた。
少し驚いて瞬きを数回すると、イザークの時とは比べ物にならないくらい柔らかいキスをされた。
既にセツの顔は緩みきっていたため口内にも簡単に侵入を許す。
エドガーに合わせてセツも舌を絡めてみると、顎の付け根がじん、と痺れるような甘酸っぱさがあった。
その様子を苛立ちながら見下ろすイザークが急かすようにエドガーに話しかける。
「早く変われ」
セツは未知のキスに夢中だ。目を閉じ一生懸命舌を絡めていると、誰かの手がセツの手と恋人のように重なった。
慈しむような仕草に驚いて目を開くと同時に、腟内で動きを止めていたエドガーの物が突然動き出した。
先程の動きとは違い、急かすように奥を何度も穿たれ、重たい何かが子宮に蓄積する。
セツは目の裏をチカチカとさせながら喘いだが、舌を吸われたままだったため赤子のような声しか出ない。
「あっあぁ?!」
「はぁ、とりあえず、一回。セツッ」
余裕のない声で奥を責められ、セツは感じたこともない大きくて深い絶頂に追いやられた。
「あ──ッ」
はくはくと息が出来ずに喉を反らすと、エドガーが唸ってセツの首元に顔を埋めた。
強く数度熱い杭を打ち付けられ、痛いくらいに最奥を押されるとエドガーの物が脈打った。
注がれている。
皇太子に日頃から避妊薬を飲まされていたため中に出されることに抵抗はない。寧ろ終わってくれて安堵する。
セツにとって、性交は罰であったため、快楽を感じることに危機感を覚えていた。
それでもあと一人。あと一人出してくれれば終わるはず。
セツは媚薬によって燻った体を無理矢理無視して目を閉じた。
「変われ」
「急かすな」
深呼吸をして心臓の音を沈めようとしていると、大きな手で腰を掴まれ、そのまま引き寄せられた。
その乱暴さに、見なくともイザークの仕業だとわかる。
「目を開けろ。絶対に閉じるなよ」
命令され、致し方なく目を開けるとイザークが満足気に口角を上げて白い歯を見せた。
「エドガーみたいに優しくして貰えると思うな」
言われなくともイザークに優しさなど期待していない。8年前に二人を騎士学校に送り出し、その3年後に皇太子の元で視力を失って以来二人と接する機会は一度もなかったが、イザークの横暴さがちっとも治っていないことはこの一時間で分かりきっていることだ。
セツとエドガーの体液でどろどろになった秘部に大きな物が入ろうとしている。
解れていたはずの腟内が悲鳴をあげ、セツは顔をひきつらせた。
さっきよりも大きい物が存在するのか!
エドガーの物より太いそれが、容赦なく奥を小突いた。
「うっ……うぅ…大きい、待って、お願い」
「待つわけないだろう。 あー、狭い」
ぐりぐりと行き止まりに先端を押し付けられ、苦しさに呻き声が漏れる。
エドガーはセツの体の反応を確かめるように動かしてくれたのに、イザークはそんなのお構い無しにセツの奥を暴こうと体重をかけてくる。
「やっとだ。やっと取り戻した。丁寧に首輪をつけて繋いでおいたのに、勝手に抜け出しやがって。挙句の果てに他人の犬面しやがる。本当にお前は阿呆だ。阿呆過ぎて何度殺してやろうと思ったことか」
イザークの鋭い目がセツを心底憎そうに睨みつけてくる。恨みつらみの内容は全く理解できないが(セツは人間だしハント兄弟に首輪を付けられたことなんて一度もない。皇太子には付けられていたが)、腟内に凶悪レベルの太い物を突っ込まれた状態で言い返す勇気はなかった。
セツは額に汗を滲ませながら歯を食いしばった。
セツの汗を拭ったエドガーが甘い声で心配する。
「イザークのはデカいから、セツの体じゃ大変かな。大丈夫か?」
しかし心配ならイザークを止めて欲しい。
何故だか5年ぶりのエドガーはイザークの抑止力としての働きを衰えさせていた。寧ろセツの口の中に指を侵入させ、舌を弄んでくる。
セツはハント兄弟が二人がかりで何かしでかす時の厄介さを知っている。しかしそれを再び思い知るしかない。
現にイザークの自分本位な動きに快楽を拾わないように必死なセツを分かっているかのように、エドガーがセツの舌や耳を撫でてくる。先程イザークがセツの耳を弄っている時に敏感な部位であることがバレたらしい。 どうしても子宮が疼いて、イザークの動きに合わせて嬌声が滲み出始める。
「は、具合が良すぎだな。お前は本当に、男を狂わせる素質がある」
「は、げし…、ゆっくり、してッ」
「する訳ないだろ」
ダメ元の懇願は即却下され、何故か面白そうに抽挿が更に激しくなった。
「あぁッ、あ、う…!」
先程感じた大きな絶頂の兆しが再びちらつき始め、恐ろしくて無意識にイザークの腕を力を込めて掴んだ。
「出すぞ」
「あぃ──、くッ」
痛いほどにイザークの手に力が篭もり、セツの華奢な腰にくい込む。
容赦なく最奥に精液を注がれ、脈打っていた物が大人しくなるとイザークが覆い被さってきた。
そのまま首筋に噛みつかれ、強く吸われる。
セツの体は何度も絶頂しているのに、媚薬のせいですぐに子宮が疼き始める。
中がイザークの物をまた欲するようにうねると、イザークは再びゆっくりと律動を再開した。
「な、んでッ!」
何でまた、硬さを取り戻したのか。
ひょっとしたらハント兄弟は普通の男と違う生き物なのかもしれない。 剣と父以外に興味を示さないセツには皇太子が異常なのか、ハント兄弟が異常なのか判別がつかなかった。
「おいイザーク。出したら交代だろ」
「煩い」
「仕方がない奴だな」
絶頂したばかりでひくついたままの中を大きな物が出入りする。
イザークの親指がセツの口内に無遠慮に侵入し、噛み付くようなキスが降りてきた。
「う…、うぅ」
「目を閉じるな、俺を見ろ」
セツの中が再び痙攣し、また脳みそが弾けるような絶頂が訪れた。
大きな快楽のうねりに襲われているのに、イザークの律動は緩まず、寧ろ速くなる。
「あぁ!いや!イった、から!イザーク!」
「はッ、俺に命令するなよ」
上り詰めたまま降りられないような刺激にセツは大きく取り乱した。
「もう一度だ。しっかり受け止めろよッ」
セツは呼吸を忘れてイザークの肩に強く爪を立てた。
果てたまま戻れない状態で、子宮に熱い精液が注がれていく感覚だけが鮮明にわかる。
イザークの頭がセツの首に沈まる。
エドガーの大きな手がセツの頬を撫で、甘ったるい声で囁いてくる。
「セツ、息を吸って。良い子だ」
言われた通りに息を吸うと、その苦しさに呼吸を止めていたことに気付いた。
暫しゼェゼェと呼吸を繰り返す。イザークが容赦なくのしかかったままなので、肺が潰れて苦しい。
「あー、出した」
「間髪入れずに二連続だったな」
「煩い。怒涛の忙しさで溜まってた」
イザークがぐったりしたセツを放ったらかしにして起き上がり、グラスに注がれていた水を飲みにセツの上から居なくなった。
呼吸が楽になり、セツは呆然としたまま天井を見つめていた。
厄介なことに、媚薬のせいで未だに子宮の辺りに燻りを感じる。
イザークが居なくなるとすぐにエドガーがセツの首に手をまして上体を起こさせる。手つきがやたら優しい。
「イザーク、グラスの片方を寄越せ。セツも水を飲んだ方が良い」
伯爵邸で一緒に過ごしていた頃はもっと甘えん坊で、セツに世話をするよう強請ってきたくらいだったのに。
これでは本当にセツが二人よりも幼くなったみたいだ。
エドガーに体を起こされ、今度は無味無臭の清涼な水を飲まされた。
水の冷たさに、少しだけ頭がスッキリした気がした。
コメント
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わあ……すごく濃密なエピソードでしたね。エドガーとイザーク、同じ兄弟なのに全く違うアプローチでセツを翻弄していく様が対照的で惹き込まれました。エドガーの甘やかすような優しさとイザークの支配的な激しさ、その両方を浴びせられるセツの困惑と抗えない快楽の描写が丁寧で……特に「名前を呼んでくれたのが久しぶりだったから」というエドガーの言葉に、過去の関係性がにじんで切なくなりました。3人の距離感がどう変わっていくのか、次が気になります🌷
ある
28
柘榴とAI

270
花子