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1 - odmn 学園パロ 🍣🐶

♥

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2025年05月23日

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学園パロ 🍣🐶

🍣…生徒会長

🐶…風紀委員長


【さぁーもん視点】


放課後生徒会があったので、俺は生徒会室で今日決めたことや、話し合ったこと、方針などをまとめている。

みんなから勧められて生徒会長に立候補したものの、いいのか悪いのか当たってしまった。

もう作業には慣れてきたけど、相変わらず大変だ。

俺は、手慣れた手つきでパソコンに文字を打ち込んでいく。

「はぁ,,,つかれたな,,,」

ぐっと両腕を伸ばして、あくびをする。

「ふあぁぁ,,,いつ終わるんだよこの作業,,,」

腰を丸めて硬い椅子に座りながらまた作業をはじめる。

無心で作業をつづけて、時計を見てみると20分経っていた。

殆どの生徒が下校してるので、静かな空気が流れる。

疲れたので、ぼーっと外を眺めていると、ドアを叩く音がした。

ドアを開けると、ニグさんが立っていた。

「あれ、ニグさんこんな時間にどうしたの?」

「ちょっと相談事というか…あはは」

苦笑いのような顔をするニグさんを取り敢えず中に入れた。

「座って~」

「ありがとうございます,,,ってこれすごい量ですね,,,」

「ちょっと今日は多くてね~いつもはもうちょっと少ないんだけど,,,」

ほんと大変だよ…

「そうなんですか」

「で?相談事って,,,」

「あぁ,,,先生にも相談する予定なんですけど、最近凸もりくんがよく暴れている気がして,,,」

「あ~,,,具体的にはどんな行動が目立ってるの?」

「廊下を走ったり、扉を蹴ったり,,,扉に関しては一部凹んでます。あとは、挨拶をするときに大声を出しすぎて近所の方々からクレームがきてます」

想像以上に酷いな,,,

「うん,,,それはちょっとよくないね」

「あとは、うたいくん、べるさん、あふぇりるくんの3人が課題を一向に提出しないのと、うたいくんは授業中に居眠りが目立ってます。」

「わかった。報告ありがとう~こっちからも校長に言っとくね」

「ありがとうございます。忙しいのにすみませんでした,,,!」

「全然気にしなくていいよ!」

あぁ,,,仕事が増えた,,,

ゆっくりドアを閉めてニグさんが出ていく。

「うーん,,,仕事が増えちゃったなぁ,,,」

「そろそろ、テスト期間だし勉強もしたいのにな,,,」

10分後

「わっ!?」

頬に冷たいものが当たって目が覚めた。

隣にはニグさんがいた。

「疲れてそうだったので冷たい飲み物買ってきましたよ」

しまった。寝ていた,,,心の中で反省しつつ、ニグさんに謝る

「ごめん,,,寝てた,,,」

「全然寝ててください!俺が代わりにやっちゃいましょうか?」

「流石にそれは,,,」

「とにかく、このジュース美味しいんで飲んでてください!」

「ありがとう,,,」

確かに美味しい。夏限定のフルーツ炭酸水らしい

「それにしてもこの部屋暑いですね,,,」

ニグさんがパタパタと服を仰ぐ。

「この部屋まだエアコンついてなくて…」

「え⁉︎それ大丈夫なんですか?」

「扇風機があるから,,,一応それで」

「この際窓全開にしましょう!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夏に2人で作業をしながら氷菓を食べたあの日

いろんな話をして2人で笑い合ったあの日

今貴方は何をしているのだろうか。

あの日のような蒼い空を見上げて考える。

貴方は忘れていても俺の記憶にははっきりと,,,


貴方の命日から6年が経った今日

ふと思い返す。

____命日 11月28日

秋にしては暑くて、日差しが強かった日。

貴方の誕生日。貴方は今日で24歳だね。

ニグさん

end

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