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「落ち着いた…?」
「ん…あざっす…ごめん」
「で?なんでこうなったかとか、さっきの…zmがどうしたとか、色々聞きたいんやけど…」
「……うん…」
「書記長室grが占領して甘味嗜んでるから…chiの部屋で話す…?」
「うん…」
話して…いいんだろうか、
抜けろって、言われるんじゃないのか…?
弱いって…外される…のか……?
それより…zmのこと…は…
ガチャン
「さて…何があったん?
ゆっくりでええから教えて…?」
「……その…お、怒りま…せんか…?」
「いや…理由聞くのに怒る要素ないって」
「なんでも…言ってみ?楽になるで」
よく…俺が言う言葉や…
話したら、楽になるって
話す方って…勇気いるんやな…w
tnは待ってくれた。
ずっと、俺が話すまで、何も言わなかった
まってて、くれた…から…
「その、tn…俺…」
「血、が…苦手…で……」
「特に、仲間の、出血…とか…見たら…怖く、て」
「………そうか、」
「その…妹、いたんです…」
「え、マジ?聞いてないで…?」
「でも…リ●カ、して…じ、自殺…しちゃって」
「その…血を見たり、血が垂れる音を聞くと、呼吸が、速くなってしまうんです…」
「…理由は分かった 」
「そ、それで…!その…発作、治したくて…此処に入ったんです…けど…」
「思ってたより治っていなかった…と?」
「そんなビクビクしながら話さなくてもええのに」
「お前は強い。
普通の兵士から幹部になるまでが最短だったんだ。…知ってた、か…? 」
「え……?」
「知らない…です…そんな……、」
目が熱い、心が…解れていく、
「tn…ッ俺…強くなった、かなぁッ…グスッ」
「当たり前やろ…」
「前のお前は、ナイフで人を殺せなかった」
「今は…違うやろ?」
「素手でも殺れるやろ?w」
「…そう…やな……」
「お前を、お前を採用して、良かった。」
「俺、俺も… 」
「tnに、入れてもらえて…ッ」
「嬉しかった…」
ずっと…ずっと、言いたかった。
ここまで強くなれたのは、
育ててくれた、tnの、おかげ…
弱くて、すぐ震えて、すぐ泣いて、すぐ逃げる、
そんな…駄目な俺を、
少しでも、変えて…くれて……
「ありが…とう……」
グサッッ
サクッ
ポタッポタタッ
ザクッ
ザクッ…
いやぁぁぁお疲れさまでした。
あ、どもども海苔です。
次は…誰が痛い目見るんでしょうかね…
次は…もう少しグロくでもいいかなぁ…
おっっと…ネタバラシは避けますね。
次回をお楽しみにィィィ
おつ海苔。