「ところでユメ様、家ってあるんですか?」
「や、ないけど」
『建築には基礎(あそういうの間に合ってるんで)
『はい。』
「関係ないけど、もう少しLvも上げたいなー。」
「Lvを上げたいんですか?」
「え?そうだけど…」
「ユメ様、なら私に案があります!ブラッドボアーを倒してみてはどうでしょうか!」
「ブラッドボアーを?」
「はい!」
『現在でのイムの実力でブラッドボアーを倒すことは可能です。』
「ん〜分かった!じゃあ倒しに行こう!」
「分かりました!」
〈移動中…〉
「疲れましたぁ、主に足が。」
スライムに足ってあるのかな。
↓ユメがイメージした絵面
「まあとにかく狩るよー!」
「了解ですう。」
「…とりあえず休もうか。」
「賛成ですぅ、うにゃあ。」
〈休憩〉
「ふー、大分回復しました!行きましょう!」
「分かったよー」
〈こうして、狩りが始まった〉
「炎弾!」
「ブモッ!?」
「光線!」
そして、狩りが終わりました。
「ここら辺は狩りつくしたかな? 」
「ユメ様ユメ様。」
「どうしたの?イム。」
「あれ…」
さらに、遠くには、
「辞めてっ!近づかないで!」
ブラッドボアーに囲まれてる少女が居ました。
「どうしますか?」
「そんなの決まってるでしょ?」
「…はい!分かりました」
「倒すよ!」
「辞めッ「ブモッ!!!」
「え? 」
〈狩りが終わり 〉
『Lv12に到達しました。権能、身体強化を取得、思考加速がLv2になりました。スキル、 静寂を獲得しました。イムがLv7に到達しました。スキル、光線がLv2になりました。スキル、人化を獲得しました。』
「ん、イム。人化っていうスキルを手に入れたらしいけど…」
「はい、そのようですね。」
「これってさ、つまり”人になれる”って事じゃない?」
「そうですね。」
「まあこの話は置いといて、そこの君!」
「はッはい!」
「君、こんなとこにどうしたの?」
「実は迷子になって…」
代行者、この子は?
『分類、妖怪。種族名、鎌鼬です。』
なるほど。分かった。にしても見た目が人だな…
「1人で帰れる?」
「無理です…」
「じゃあ私達が連れて行って…」
「あの、お願いがあります…」
「ん、何?言ってみて」
「貴方達の仲間にさせてください!」
「…へ?」
「嫌でしたら…」
「嫌じゃないよ!でもいいの?」
「なりたい、です!」
「…分かった!貴方は今日から私達の仲間!」
「どうたんですか?ユメ様。新しい仲間ですか? 」
「イム、その通りだよ。」
「そうですか!流石ですユメ様!」
「褒めても何も無いって〜!」
「いえ!私がただ言いたかっただけです!」
(我、この人達の仲間になって良かった!)
『鎌鼬が貴方の仲間になりました。名前をきめてください。』
じゃあ鎌鼬だから、イタチ!
『確認しました。』
「あの、、ユメ様…」
「どうしたの?イ、ム…」
「これは一体…」
「ええぇぇぇぇ!?どうしたのイム!その姿!人じゃん!」
「分かりません…」
「あの、」
「どうしたのイタチ!」
「人化を手に入れたって言ってましたよね、それじゃ…」
・・・
「「それだぁぁぁぁ!」」
新しい仲間と、新たなトラブル。私の第二の人生は波乱万丈です。
次回に続く
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・・・?(あまりにも私には…難しいくて理解がぁぁ…)