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―るぅと視点―
僕には、愛しの彼女がいる。名前は
ころん
―ころん視点―
僕には、大好きな彼氏がいる。名前は
るぅと
僕は末期ガンで、医者によるともう何をしても治らないらしい。
今ある治療法、手術、海外にも行った。それでも、僕の病気が良くなる事はなかった。むしろ、
悪くなるばかりだった。
僕は思った。
『僕、死ぬんだな――。』
そう思った瞬間、何かが頬を伝った。
涙だ。
死にたくない。るぅと君から、離れたくない。
でももう無理だ。医者からは、『今年中には、確実に亡くなるでしょう。』
こういわれてるんだもん。今は11月。あと一か月も生きられない。
るぅと君には伝えてない。今日お見舞いに来るから、もう伝えないと、、、
コンコン
ノックされた。るぅと君だろう。
『はい』
動かなくなった体は動かさずに、もう出なくなりかけている声を振り絞った。
『遅れてすみません、会議があって、、、』
この子がるぅと君。すとぷりというグループに所属している。
急遽企画会議が入ったらしい。
『大丈夫、、。』
掠れた声で言う。
『ころちゃん、声どうしたんですか?』
るぅと君には、死ぬことも、声が出なくなってきていることも、余命宣告されていることさえ言ってなかった。
『実は僕ね、余命宣告されていて、あと一か月も生きられないんだ、、、』
小さく呟く。彼はそれを聞き逃さなっかった。
『え?、、、いやいや、嘘ですよね?』
僕の申し訳なさそうな顔を覗き込んで、彼の顔から笑顔は消えた。
『そんな、、、』
『体も動かなくなってきているし、声ももうすぐで完全に出なくなる。僕はもう死ぬんだよ、、、』
『そんな、、、ポロポロ』
彼の目からは、涙がこぼれ落ちて、僕が寝ているベットを濡らしていく。
『ごめん、、ごめんね、、、ポロポロ』
僕の目からも、涙がこぼれ落ちる。
その時、
目の前が真っ暗になった。
―るぅと視点―
僕ところちゃんが一緒に泣いている。その時、ころちゃんが急に目を閉じた。
『ころちゃん?』
『ころちゃん!』
僕はナースコールを直ぐに押した。
ころちゃんが集中治療室に運ばれる。
『るぅとさん。手を尽くしますが、最期かかもしれません。』
医者からそう告げられた。
僕は泣きながら言った。
『ころちゃんを、よろしくお願いいたします。ポロポロ』
意識は取り戻した。でも、持って5分らしい。
ころちゃんが僕に言ってくる。
『こんな最期で、こんな恋人で本当にごめんね、、ポロポロ』
『いえ、大丈夫です、、ポロポロ今までお疲れさまでした、、ポロポロ』
『ありがと、、、。』
ピーーーーーーーーーーーーー
集中治療室に警告音が鳴り響く。
あぁ、、、この世から一人消えたんだ。
そう実感した。
彼の手は、冷たかった――。
彼の顔を見ると、少し微笑んでいた。
僕は泣きながら、病院の屋上に向かって走った。
看護師さんは察して、僕を止めた。でも、そんなの聞かなかった。
屋上へ向かう途中、彼との思い出がよみがえる。
涙がどんどん出てくる。
屋上についた。
人が。医者が。看護師が。患者がいる。でも、そんなのどうでもいい。
フェンスに歩いて向かう。
フェンスを乗り越える。
それに気付いた人々が、止めにかかる。
でも僕は、そんなの気にせずに
飛び降りた。
初めまして!ずっとBLの小説に憧れていたので、初めて作品を書けて嬉しいです!ちなみに、小5が書きました。下手でごめんなさい。コメントくれたら嬉し過ぎて、違う作品書くと思います!宜しくお願いします!以上です!※姫女子でもあります。