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注意⚠この話は僕の
という相反する世界観を表現したものとなります。含まれる要素!!
✩.*˚いじめ要素
✩.*˚毒親要素
✩.*˚危ない死生観論
✩.*˚ファンタジー要素
✩.*˚家出要素
✩.*˚暗い表現!!
苦手な読者はブラウザバックを
お勧めいたします(*・ω・)*_ _)
それでは、本編へスクロールどうぞ。
幽は空を見上げ、指さした。指した方向は月だった。
「私、幽霊なんかじゃないの。生霊なんだけどわかる?」
生霊、生きている人間の魂が体外に出て自由に動き回ることが出来るもののこと。
「なんで、私があの場所にいたのか全く分からない。でも、これだけは分かる!」
そう言うと幽は私に近づいて
「深幸と出会えて良かった⋯っこと!」
私は頬を赤くした。そんなことを当たり前かのように言える幽が羨ましく思う。きっといい所で育ったのだろう。
だが、幽の話を聞くとどうも違うらしい。
⋯私、本当は人間なの。生きてるの。だって、深幸が見えてるんだもの。あの時、私は急にこの場所に飛ばされた。本当は山奥の合瀬病院に入院していたはずだから。検査された記憶も、注射を打たれた記憶も、全部、幽じゃない私のもの。そりゃあ、入院生活は辛いよ?しんどいよ?それだけじゃなくて、家の家計が全部、私に回っているってことを聞いちゃって。私、深幸が羨ましかった。だって、元気じゃん!私よりも可愛くて家族もいる。家もあって学校もある。それにこんな所まで歩いていける勇気もある。私に、そんなのない⋯。一ヶ月で両親が来てくれたのはたったの三回だけ。そりゃあ、深幸の体が欲しいって思っちゃうよね。だから、本当は突き落とす予定だった。海に沈めちゃおっかなって。でも、深幸も深幸でしんどい思いをしているのを知ったから。幽なんかじゃなくて月海
として話し続けていつの間にか、ほっとけなくなっちゃった。だから、この近くにある病院に来てくれない?明日、会おうよ。お願い⋯深幸しかいないの。
続く。.:*・゜
一気に話が進んだ気がする。
ついに灯台へ……!?