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ブルーク「ご飯~♪」


きりやん「改めて皆で自己紹介しようよ」


ナカム「あ、OK!」





一通り自己紹介終わりました



きんとき「それにしても皆同じ中学で、一緒に転校してきたってなんかすごいね」


シャークん「俺達もビックリした」


ブルーク「…てか、3人ともお昼おにぎり1個で足りるの?お腹すいちゃうよ?」


スマイル(地球の食べ物まだ米しか食べたことないしな…)

「気合いでいける」


きりやん「気合いw」


きんとき「じゃあ俺のおかず少しわけてあげる」


ブルーク「僕のもー!」


きりやん「じゃあ俺のもあげる」



きんときはスマイルにウインナーを


ブルークはナカムに甘い卵焼きを


きりやんはシャークんに焼き鮭をくれた



ナカム「えぇっ!?気にしなくて大丈夫だよ!?」


ブルーク「いいからいいから~」



いやいやと首を横に振るナカムの口にブルークは半分強制的に卵焼きを突っ込んだ


ナカム「んぐっ!?………モグモグモグ」


ブルーク「どぉ?」


ナカム「…すごく、おいしい…」

「すごいよブルーク!何これ!おいしい!!」


きりやん「そんな美味しかった?」


ナカム「うん!!!」


ブルーク「そこまで言われちゃうと照れる…」


珍しくブルークが顔を真っ赤にしているのを横目に

シャークんとスマイルも強制的に口におかずを突っ込まれたが、目を輝かせる2人がいた



…楽しそうに昼食を食べる6人を見ていた人物がいたとも知らずに





きりやん「そろそろ昼休み終わるね」


ナカム「あ、俺トイレ行ってくる!」



トイレを済ませナカムが教室に戻ろうとすると、一人の男子生徒が話しかけてきた



生徒A「あ、中村君!」


ナカム「はい?」


生徒A「俺同じクラスのモブ太。よろしくね」


ナカム「あ、うん!よろしく!」


生徒A(モブ太)「中村君ともっと仲良くなりたいから、放課後体育館裏に一人で来てくれない?」


ナカム「?…わかった!」


生徒A(モブ太)「ありがとう~、じゃあまた放課後にね」


ナカム(人間って恥ずかしがり屋って書いてあったから、違う場所で話したがるんだ…難しい生き物だなぁ)





~放課後~


シャークん「ナカム帰ろ」


スマイル「家に帰る前にスーパー寄ろう。ウインナー?買いたい」


シャークん「気に入ってるw」


スマイル「うるせぇ」


ナカム「あ!俺ちょっと呼ばれてるから待ってて!」


シャークん「そうなの?了解」




ー  体育館裏 ー


ナカム「確か、ここ…?」


生徒B「やばっwほんとに来たww」


生徒A(モブ太)「あ、中村君~」


ナカム「えっと…?」



言われた場所に行くと、数人の生徒がいた


中には棒の様なものを持った生徒もいる



ナカム「モブ太君…?」


生徒A(モブ太)「俺ねー、転校生が来るって知ってすごく嬉しかったんだよねー」

「前に遊んでたやつ転校しちゃったからさ」


生徒B「ちょっと遊んだだけで泣き出したもんな」


生徒C「ダサかったよね~w」

「てか私、中村君ちょ~タイプなんだけど~?…早く泣き顔見たいな…♪」


生徒B「じゃあ中村君遊ぼーぜ」(ガッ



生徒Bはそう言った瞬間、 俺を棒で殴ってきた



ナカム「い”っ!?」



頭から液体が垂れてきた気がする


手で触れて確かめると、赤い液体だった


殴られた所が、痛い


目の前にいる”人間”が怖い



ナカム「なん…で…?」


生徒A(モブ太)「え?ただ遊びたいだけだって。君が嫌なら須磨君か霧鮫君と遊ぶ事にするよ」


ナカム「やめっ…」(ガッバキッ



何のためにこんな事をするの?


痛い、苦しい、逃げたい…



何でこいつらは笑っているの?


何がそんなに面白いの?


分からないよ…



痛い、苦しい、怖い、悲しい、いたい、くるしい、こわい…こわいこわいこわい




体の中心から冷たくなっていく感覚がある


右目が痛い…



ヤバい、

このままだと”人間の姿を保てなくなる”



ナカム(…助けて…)





~ 同時刻 ~


パキンッ


スマイル(…?)

「ナカムに持たせてた”宝石”が割れた…?」


シャークん「ナカム全然帰ってこないな」


スマイル「…嫌な予感がする」

「シャークん、ナカムの所に向かおう」


シャークん「う、うん」





ー 体育館裏 ー


生徒C「何も言わないからつまんなーい」


生徒B「ほんとに。生きてんの?」(ゴッ


ナカム「…」


生徒A(モブ太)「…ッ、ゴホッ」

「…なんか、苦しくね?」


シャークん「お前ら、何してんだよ」


スマイル「…ゴホッ(シャークん”毒”が…)」

「ッ!…ナカム!」


ナカム「…シャークん?…スマイル?」

「…怖いよ…」(ポロポロ



宝石の居場所を辿り体育館裏に行くと


ナカムがボロボロになっていた


俺達を見た瞬間泣いてしまった



…いつも、明るく笑顔なナカムが


地球が、人間が好きなんだと言っていたナカムが




俺もシャークんも怒りが抑えられなくなり


能力を使ってしまった

WT学パロ 人間でない俺達は

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