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1話読んでから来てね〜
空白ワンクッションだよ〜
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【ねろ視点】
数人の他校ヤンキーに絡まれていた女の子を助けた。名前は宵崎七海。
本当は送ろうと思ってたけどよく考えたらキモイな俺。
とか考えながら家に帰ったのが昨日の話。
めーや「いや〜、すーごい噂になってますけど」
ねろ「別に絡まれてたの助けただけなのにな」
めーや「ねろちゃんが親切心で人助けするって思われてないんじゃない?」
ねろ「ひどーい」
何故か知らないが宵崎と俺が付き合っているとかいう噂が流れている。
そんなことは断じてない。学校でもかなりの噂になってるヤンキーと付き合ってるなんて噂を流されて向こうにも迷惑でしかないだろう。
俺ってヤンキーの中でも優しい方だと思ってんだけどな。罪のない人を殴るなんてこと絶対しないし。まぁ正義だと思ってる訳でもないけど。
めーや「で?噂してる奴片っ端から殴ってく?」
ねろ「こわwそんなことしないけどw」
めーや「へぇ、しないんだ」
さっきの言葉、もう一度繰り返そう。
罪のない人を殴るなんてことは絶対にしない。
めーやさんもわかってるはずなんだけどなぁ。まぁでも嘘の噂信じて言いふらしてるヤツらは罪あるのか?
ねろ「なんにせよ謹慎がいっちばんだるいんだから」
めーや「いや、ガチでそうなのよ。謹慎ほんとにだるいから気つけて」
ねろ「経験者は語るww」
めーやさんはかなり喧嘩っぱやい。でもそんなめーやさんがめちゃくちゃ優しいことを俺は知ってる。
その後俺はクラスメイトから向けられる好奇と探りの視線に耐えられなくなり、そこから授業はサボることにした。
めーやさんは珍しく授業を受けるらしい。
ねろ「あー、めんどくさ。」
屋上で寝転がりながら独り言をつぶやく。
しばらくそうしていればポケットでスマホが鳴った。
着信画面には 「母」と表示されている。
ねろ「だっっっっっる」
俺の母親は元ヤンだ。だから俺がヤンキーとして喧嘩とかしてることに口出しはしてこない。説教の電話ではないだろう。
だからこそだるい。でも出ないとさらにめんどくさいから渋々通話ボタンを押す。
ねろ母「音呂〜。お願いがあるんだけど。」
ねろ「なに」
ねろ母「卵とケチャップ買ってきてくれない?オムライス作ろうと思ったら無くって!」
ねろ「今日晩飯オムライスなの?」
ねろ母「いや私のお昼ごはん」
今から買って来いってことかよ!!やっぱりろくなもんじゃなかった。
ねろ「学校なんですけど」
ねろ母「どうせサボってるでしょ。今電話取れてるのはなんで?授業中よね?」
ねろ「チッ」
ねろ母「舌打ち?早く買ってこないとどうなるか分かるわね?」
ねろ「わーったよ!今から買って家行く。その代わり今日はもう学校行かねーからな!」
ねろ母「ありがと〜!じゃあ音呂の分も作るわね〜」
プツッ
怒り半分に電話を切り、めーやさんに俺の荷物外に放り投げといて、と連絡する。
直ぐに既読が着いた。教室いるだけかい。まぁいるだけマシだけど。
先生に見つからないよう非常階段を音を立てすぎないようにおりる。校庭に落ちている自分の荷物を手に取ってスーパーへ向かう。
この時間に高校生がスーパーいるのダメだろ。普通に考えて。補導されそ〜。警察居ないよな?
ねろ「えーっと、卵とケチャップ…どうせ追加注文あるだろ」
母親からの連絡を見れば予想通り。
大量の追加注文が並んでいた。こんなに買える分の金あるか?
財布を確認するとギリギリ足りる。足りんなら買ってかないとキレられるな。
は〜、パンとか買ってこうと思ったのにまじであのバカ親。
レジの人には不審な目で見られたがニコッと笑って誤魔化す。逆にスーパー来てるのはヤンキーじゃないだろ。ヤンキーだけど。
荷物を詰めて家に帰る。時間は正午前。昼飯だけ食ったらどっか行くか〜。
いや待てよ。こんなにあっさりサボるのを許容されているということはまだパシられるな。昼も作るって言ってんだぞ。絶対になにか裏がある。
まぁでもとりあえず帰らんとブチ切れ不可避だし帰るか〜。
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ねろちゃん視点でした〜
最強母爆誕!
オムライスは今日の僕のお昼ご飯でした。
オムライスというか冷凍チャーハンにケチャップ混ぜて卵のせてケチャップかけただけの簡易オムチャーハンでしたけどね〜。
海鮮チャーハンとかのニンニク薄めのでやることをおすすめします〜(聞いてない)
ではではおやしみ〜💤