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#31🌟
やっぱり、オレは気付いてたんだと思います。
だとしたら、その人は暁山を救おうとしているのですかね?
司
「ふぅ…、お腹空いたなぁ~……」
『そうだな!そろそろ昼御飯でも食べるか!!』
咲希のキーボードの練習に付き合って居たら、もうそんな時間。
「やった~!今日の御昼御飯は!?」
『久し振りにオムライスでもどうだ?』
「いいね~!楽しみっ♪」
「アタシも御手伝いするよ!」
『ありがとうな!!』
冷蔵庫を見渡したが、卵が無かった。
『咲希すまない……卵が無いから、買って来るな!』
「それならアタシ行こうか?お兄ちゃん、疲れてるでしょ?」
『いやいや!オレが高速で行って来るぞぉぉ!!!』
「そ、そう…?じゃあお願いね!」
『嗚呼!行って来るな!!』
扉を開け、外へ出た。
息切れをしながらスーパーへ向かった。
──咲希が待って居る…!
ドンッ
「ごっ、ごめんなさい!」
『いやいや…!って、』
『寧々!?』
「げっ、司か……」
『げっとは何だ!!!』
「うるさっ……もう行って良い?」
『何だ何だー!!』
「わたし、約束してる人が居るから、じゃ」
『ん?あ、嗚呼……。』
『約束…?寧々がか…?』
寧々、友達と約束するまで成長したんだな……!