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第二話、琥珀耳敏感ですねーw((殴
もしかしたら次回ぐらいに死ネタ登場しそう、、
パクったりはしていません1話に書いてなかったですw
似てるのがあってもご了承ください
ではスタート▶️
キーンコーンカーンコーン――。
自己紹介の騒ぎが落ち着き、キリリと冷えた空気の中で数学の授業が始まった。
教科書のページをめくるカサカサという音と、黒板にチョークが走る音だけが響く教室。琥珀は一番窓際の、おらふくんのすぐ前の席に腰を下ろしていた。
(うぅ……緊張して、ノート取る手が震える……っ:(;゙゚’ω゚’):)
慣れない空間と大勢の視線にドキドキしながら、琥珀は必死に黒板の文字を写していく。
そのとき、琥珀のすぐ斜め後ろの席――派手なスクールバッグを提げた女子たちのグループから、小さなコソコソ話が漏れ聞こえてきた。
「ねえ、見た? あの転校生」
「なにあの猫耳、あざとすぎ。おらふくんのこと馴々しく『おらふくん』とか呼んじゃってさ」
「中学で一緒だったとか調子乗ってんじゃない?」
女子たちの鋭い視線が、琥珀の背中に突き刺さる。
中学時代、毎日受けていた悪意に満ちた言葉たちが脳裏をよぎり、琥珀の肩がピクッと震えた。水色の猫耳が、恐怖でぎゅっと下に伏せられる。
「ねえ、放課後さ……ちょっと体育館の裏に呼び出さない?」
「いいじゃん、それ。ドズル社学園のルールってやつを教えてあげなきゃね」
「うふふ、楽しみ~」
クスハラと殺伐とした笑い声。
琥珀は息を呑み、小さく身体を縮こまらせた。
(また……また昔みたいに、いじめられるのかな……。せっかくおらふくんに再会できたのに……っ)
ギュッと目を瞑り、涙をこらえる琥珀。
しかし、その小さな異変に、すぐ後ろの席のおらふくんが気づかないはずがなかった。
琥珀の震える背中と、不自然にペタリと伏せられた猫耳。
そして、女子グループから聞こえる悪意の籠もったひそひそ話。
おらふくんの優しい目元が、すっと細くなった。
(……琥珀を、二度と傷つけさせない)
中学の頃は、自分の病気のせいで、弱くて、遠くから見ていることしかできなかった。
でも、今は違う。自分の命が残りわずかだとしても――ううん、残りわずかだからこそ、命に代えても琥珀を守ると心に決めていた。
おらふくんはノートの端を小さく破ると、シャーペンで素早く文字を書き走らせた。
『こはく、だいじょうぶ? ほうかご、いっしょにかえろうね。ぜったいに、ひとりにはしないから』
丁寧に折りたたまれた小さな紙切れが、こっそりと琥珀の机の端に置かれた。
琥珀が驚いて振り向くと、おらふくんはいつもの、世界で一番あたたかい笑顔でふわりと微笑んでくれたのだった。