注意
れいましゅ
大分重め
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「 マッシュ 、俺は他の奴と付き合うことにした 。もう俺に近づくな 、話しかけるな 。」
俺はマッシュにそう告げると 、マッシュは下を向いて 、小さな声ではい 、と言った 。
本当は他の奴と付き合ったから別れたのでは無い 。あいつの事だって 、前はちゃんと好きだった 。
ただ 、あいつが怖かった 。いつも何かあれば俺にくっついて来て 、疲れた俺を押し倒しては 、皆に迷惑をかけた 。
そのおかげで俺の評価はすっかり下がった 。こんな事になるならもう恋愛なんかしたくない 。そう思った俺はマッシュに別れの言葉を告げたのだ 。
だが 、あいつは俺と別れたあとも何事も無かったかのように話しかけてくる 。俺は何度もそいつから逃げようとするが 、マッシュは俺をずっと捕まえ続けた 。
俺は流石に怒りが込み上げてきて 、ある日マッシュの頬を引っ叩いてしまった 。
パチンッ ! と大きな音が鳴ると同時に 、マッシュは膝から崩れ落ちた 。
流石にやりすぎた 、俺はそう思い咄嗟にマッシュの方へ寄った 。
「 ど ー したの 、れいんくん 。 」
「 お仕事で何か嫌なことでもあった ?」
口角を上げて 、俺に落ち着いた声で話しかけると 、マッシュは急に抱きついていた 。
「 ぼく 、れいんくんになら何されてもいいからね 。どんなに痛いことでも苦しいことでも一緒に抱え込んであげる 。」
別れたはずの相手に 、まだ付き合っているかのような素振りをされ 、困惑した俺はマッシュに問いかけた 。
「 俺たちってもう別れたよな ? どうして別れたのに俺にそんなにくっついてくるんだ ?」
マッシュは驚いたような顔をして言った 。
「 何言ってるの ? ぼくはれいんくんに別れて欲しいとは言われてないよ ? 」
あの話のことを思い出す 。確かに俺はちゃんと別れて欲しいとは言っていない 。だが話の内容的にも別れて欲しいとは分かるはずだったのに 。
マッシュは立ち上がって俺に手を振ってから 、どこかに行ってしまった 。
これが俺がマッシュに会った最後の記憶だ。
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お久しぶりです !!!!
あとメリークリスマス !!!!!
うへへ !!!!
おつすい 〜
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