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テラーノベル(Teller Novel)
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目黒side

誰かは分かんないけど俺が記憶があるときにラウール、、、?さんとしたことを沢山聞かされた

聞いているとなぜだか切なくなる。だけど思い出せなくて、、分かんなくて、、

ごめんなさいと謝ることしかできなかった。

君はそんなに切なそうに話すもんだから俺はこの子に悲しい思いをさせたんだなとか、俺もこんなに好きでいてくれる人がいるんだなとかそんなことを思うけれど思い出せないことばかりででも自然と涙が溢れてきて


何回も、何回も通ってくれて俺はラウールが恋人で、何もしたか。そんな詳しいことは知らないけど

ラウールが俺にとって大切な存在である事は理解出来た。

ただ、俺は病気でどこかに行ける体でもなくあっという間に余命というなの人生のゴールに近ずいて、、ゴールまであと1週間を切った


ラ 「めめっ!今日も来たよっ」

目 「ラウール。俺たちもう会わない方がいい…。グスッ」

ラ 「は!?なんでだよ。また理由を言わないで別れを告げようとするの?」

目 「ラウールは大切な人だから、泣かせたくないから俺と関わらない方がいいんだよ」

ラ 「理由言ってくれなきゃ俺は納得できないよグスッ、、」

目 「聞いたかわかんないけど、俺余命まであと1週間なんだ。(無理に笑う)」

ラ 「そんなの知らないよッ。余命が近ずいたから別れなきゃいけないの」

「そんなのおかしいよッ。グスッ」

目 「俺がかっこ悪い姿たになる前に俺を忘れてよ。じゃないとっ、、天国で後悔しちゃうから、、」

ラ 「俺は、最後までめめといる」

そう言われてから6日俺はほぼ意識が無かった。

その夜は満月だって。ラウールが教えてくれたっけな、。

だんだんと視界が悪くなってきてラウールの顔がもうよく見えないや

そして、もう俺は終わりなんだなと確信した。

だから最後の夜に、

目 「月が綺麗ですね」

そう言って目を閉じた



ラウールside

ラ 「月が綺麗って見てないじゃん!」

「目を開けてよ、めめっ!グスッ」

俺はもう目を覚まさなくなっためめの手を握りながら泣いた。周りなんか気にしないで盛大に泣いた。


そして、病院の人からある封筒を貰った。その中にはめめからの手紙が入ってた


愛するラウールへ

この手紙を読んでいるということは俺はきっとずっと遠い場所に行ったのかな

元気ですか?書いている今は、記憶もあるしちゃんと覚えているよ。最後のデートの時俺は病院のことを知ってたんだ。記憶がなくなってしまうことも。だから、あのデートでラウールと会うのは最後にしようって、決めてたんだ。本当はラウールと付き合ってからすぐ知ったんだ。だからラウールの記憶になるべく残らないように、ラウールに嫌われるように、、冷たく接するしか無かった。もっと、最初から別れていた方が良かったのかななんて思ったけど思った以上にラウールが俺を好きになるから、。

いきなり理由もなくごめんね。でもずっと空の上から満月と一緒に見守ってるから。

そして、今までいえなかった分、亡くなる前に言っただろ?

「月が綺麗ですね」って。決めてたんだ。ずっといえなくてごめんね。

これは愛してますって意味なんだ。ラウールはまだ若いし、いい人を見つけて幸せになってよ。でも満月の日くらいは空を見上げて思い出してよね笑

ずっとずっとあなたを愛してます

目黒蓮より


最後には文字が滲んでた。きっと泣いて書いたんだろうなって。

俺は、蓮以外と付き合わないから、帰ってきてよ

また、“月が綺麗ですね”って言ってよ。その時は一緒に満月を見てちゃんと、、

俺も愛してるって言うからさ


…𝑒𝑛𝑑…

ありがとうございましたー!ノベルの短編は以上デーす!







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