阿部ちゃんに、「佐久間、俺と付き合って?」と言われた時、実は照からも同時期に迫られていて俺はさんざん悩んだ挙句に阿部ちゃんの手を取った。
🩷「阿部ちゃんと付き合いたい」
💚「いいの?」
ふわっ、と花のように咲いた阿部ちゃんの笑顔を見て、ああ、やっぱり可愛い人だなあ、好きだなあと改めてこっちまで嬉しくなったのは大切な思い出。
メンバーの中で小柄だからか、それとも俺がそんなふうに見えるのか、俺と付き合いたがる男たちはみんな俺を抱こうとするけど、阿部ちゃんは違った。
💚「佐久間、どっちがいい?」
🩷「えっ。俺に選ばせてくれるの?」
💚「もちろん。佐久間の好きにしていいよ」
好きにしていいよ、と微笑む妖艶な阿部ちゃんの魅力にくらくらしながら、俺は初めて、本当は相手を抱きたいんだよね、と打ち明けることができた。
今思えば、選択肢が複数あった時点で、阿部ちゃんの経験の豊富さに気づくべきだったなと思う。
💚「佐久間、夕飯食べた?」
🩷「まだー。阿部ちゃん来たら出前取ろうと思って待ってた」
💚「そっか。待っててくれてありがとうね。でも俺食べて来ちゃった」
🩷「えっ、ひど」
ごめんごめん、と謝る阿部ちゃんを引っ張って来て、隣りに座らせる。阿部ちゃんの膝に頭を乗せて横になる。
🩷「デザートくらいなら入る?」
目をつけていた店のメニュー表を2人で見て、適当に注文して待つ。待ってる間に何度もキスをした。
コメント
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あべさくはやっぱ最高(*`ω´)b