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小説「スクールINゲーム」
「いやぁあの事件からもう3年経ちましたね!今の心情はどうでしょうか?」
「あの事件…あえて“スクールINゲーム”と言いましょうか。あの事件が終わっても大勢の死者を出してしまったからまだ悲しいばかりです。」
「そうですか…では最後に今を生きる若者に一言を!」
「……SNSを舐めるなよ。」
第3話後編【ゲームには絶対ある事】
みんな裏技って知ってるか?ゲームなどである公式は認めていない隠し技みたいなものだ。ゲームには必ず一つは裏技がある。そしてそれを悪用するやつもいる。
そしてそれは日々悪化する。
「必ず裏技はある…!」
そう言って引きこもり少年は鬼に向かって走る。
最悪、見つかってもタッチされなければゲームオーバーでは無いらしい。
そして引きこもり少年はある考えに辿り着いた。
“もし裏技があるとしたら?”と。
一か八かの挑戦。成功すれば生、失敗すれば死。
引きこもり少年はそれをかけて鬼に全速力で走っていた。
「ヴアアアアアアアアア!!」
鬼も引きこもり少年にタッチしにやってくる。
鬼と引きこもり少年が近くなった瞬間、引きこもり少年は自ら滑り鬼の背中を目に合わせた。
そう、引きこもり少年は鬼の“背中”に何かあるんじゃないかと思っていたんだ。
鬼も予想外の行動に反応しきれなかったのか動かなくなった。そして鬼の背中には“押せば生きる”と書いてあるボタンがあった。
「“成功”だ。」
そう言って引きこもり少年は思いっきりジャンプして鬼の背中にあるボタンを力強く押した。すると鬼は声にならない悲鳴を叫びながら消滅していった。そしてアナウンスらしきものが聞こえてきた。
「コード“引きこもり少年”裏技使用によりファーストステージクリア。」
そう言って引きこもり少年の体が光出した。
「あぁまたこれか。頑張れよ、美琴。」
そう言って引きこもり少年はどこかへとテレポートされた。
ちょうどその時美琴はフェモリーマートのレジのところに隠れていた。
「ここならあまりバレないはず…」
バレないまま20分程隠れた時アナウンスが流れた。
「皆様にお知らせします。裏技を使用した人がいるのでルールを追加したいと思います。」
『……は?』
第4話前編【嫌な追加ルール】
お楽しみに
この物語はフィクションです。