あれから5年後。
あの頃17歳だった僕たちは成人して22歳になりました。
青「黄く〜ん!」
あ、もちろん彼とはまだ付き合っています。
そして今日は付き合って5周年記念のデートです!
どこに行くかは青ちゃんが決めてくれたらしいので、僕は何も知りません。
青ちゃん曰く、『まじで過去一だから』らしいです(笑)
あ、そうそう。
呼び方も青さんから青ちゃんに変わったんです。
今日はお昼から楽しむとします!
楽しい時間もあっという間で、行くところは残り一つになってしまいました。
そして、青ちゃんに連れてこられた場所は少しお高そうなレストラン。
黄「え、青ちゃんよくこんな所予約出来たね。」
青「あ、うん。うん。頑張った。」
心做しか青ちゃんの様子がおかしい気がする。
黄「青ちゃん、大丈夫??」
青「あ、うん大丈夫。うん。大丈夫。」
いや、挙動不審すぎる。
暫くの間青ちゃんとお話をしていると、背の高いウェイターさんが料理を運んできてくれた。
黄「美味しそう‥‥‥‥、」
料理が美味しそうで思わず声が出てしまった。
青「フフッ美味しそうだね。」
黄「//早く食べよ??」
青「うん。」
そこから僕達は他愛もない話をしながら美味しい料理を食べていた。
そして最後のデザートが運ばれてきた。
僕はデザートを食べようとお皿に乗っているスプーンを持つが、青ちゃんは一向に持つ気配がない。
黄「青ちゃん‥‥‥‥?」
青「黄くん、」
青ちゃんの表情は何かを決意したような顔をしていた。
そう、5年前の今日と同じ顔。
僕もそこまで鈍感じゃない。
だから、僕も彼の目をしっかりと見つめる。
青ちゃんは僕の目の前に小さな箱を出し、丁寧に箱を開けた。
そこには綺麗な指輪があった。
青「絶対に幸せにするから、僕と結婚してください。」
彼はいつになく真剣な顔でそう言ってくれた。
そこまで真剣に僕のことを想ってくれている彼に僕が言う言葉は唯一つ。
黄「喜んで。」
to be continue……?
ブグマ一言。
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