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へぇへぇへぇ!
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「作戦内容は単純や」
前線拠点の簡易作戦室。
地図の前に立つzmの声は、余計な感情を一切含んでいなかった。
「A国との境界線付近。
敵の補給路を遮断する」
駒が置かれる。
「正面衝突はせぇへん。仕掛けるんやからな
仕掛けた瞬間壊滅させる」
その中で、rbrの名前が読み上げられる。
「rbr。
お前は俺の直轄 で動く」
室内が、わずかにざわついた。
前線幹部の直轄。
それは信頼の証でもあり、
失敗が即、評価に直結する配置でもある。
「理由は三つある」
zmは淡々と続ける。
「一つ。A国の地形と動線を知っとる」
「二つ。即断ができる」
「三つ——逃げ場がないからや」
隠す気はなかった。
「この作戦で、お前は
“市民権候補者”やなく
wrwrdの兵士として評価される」
rbrは、静かに敬礼した。
「……了解です」
夜明け前。
部隊は音を殺して移動していた。
rbrは、先頭から一歩下がった位置で周囲を見渡す。
A国で培った感覚が、嫌でも働く。
(……ここ、罠張りやすい)
小さく手を上げ、zmに合図を送る。
「この先、道が二つに分かれます。
左は近道ですが、
監視を置くならあそこです」
zmは即座に判断した。
「右に回る。
時間かかっても、安全優先」
迷いはなかった。
それだけで、rbrは理解する。
――この人は、現場を知っている。
途中、敵の索敵ドローンが頭上を横切った。
「伏せろ」
zmの一言で、全員が即応する。
数秒。
永遠のような沈黙。
ドローンは去っていった。
rbrは小さく息を吐く。
「……A国の索敵、
五分後に人が来ます」
「確信は?」
「この動きは、
“確認してから詰める”時のやつです」
zmは頷いた。
「なら、予定を前倒しや」
補給路への仕掛けは、迅速だった。
完全な破壊ではなく、遅延目的。
撤退信号が出る。
その瞬間、銃声。
「接触!」
混乱の中で、rbrは即座に判断した。
「この路地、抜けられます!
市場跡に出ます!」
迷いはなかった。
zmは一瞬で決断する。
「rbr先導。
全員、続け」
結果、部隊は一人の欠員も出さず撤退に成功した。
拠点帰還後。
zmは報告書をutへ送信する。
評価:任務成功
rbrの判断が複数回、被害回避に寄与
前線投入、継続可能
送信を終え、rbrを見る。
「今回は、合格や」
短い一言。
だが、それは前線幹部としての最大級の評価だった。
rbrは敬礼する。
「……ありがとうございます」
「礼は要らん」
zmは背を向ける。
「次も、生き残れ。
それだけでええ」
rbrは、その背中を見つめる。
市民権候補者でも、A国生まれでもない。
――今は、
前線で役に立つ一兵士だった。
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戦争は幼女戦記、転スラ、はだしのゲンで理解、あと歴史動画
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