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嫁がドライ過ぎて反応が薄いんで全力で照れさせます(By旦那)
アイリス)〜♪
今は校内を好き勝手動き回っている……まぁ、なんせ…太るからな、うん……
アイリス)(そういえば…アイツらの寮はここ辺 だったな……いや、いいか……)
寮に一瞬行こうかと足を向けたが特に用がないことに気付き足を止め図書室に行き直そうとすると突然誰かに後ろから抱き締められ驚いて殴ろうとしたら「アイリス」と声をかけられ聞き覚えのある声に手を止め後ろを見ると……
ちょー忙しいレインが居た
アイリス)れ、レイン!?
レイン)わ、悪い……まさかそこまで驚くとは思わんかった
アイリス)い、いやいや…こっちこそわりぃ、下手してたらマジでお前の顔がベコベコになるぐらい殴ってたよ
レインから離れようとしたらガッチガチの2本の腕でホールドされ動けず後ろを見ると普段笑わないコイツが含みのある笑みを浮かべてやがる
アイリス)……な、なんだ?
レイン)いや?
アイリス)……離せ?
レイン)拒否をさせてもらうな
アイリス)……
周りの生徒はザワザワ…とざわつきだし私とレインの噂をしだした
アイリス)辞めろって…離せ……
レイン)良いだろ
暴れてもレインの純粋な筋力で抑え込まれた
アイリス)んぅ……
頬を膨らまして拗ねていると……
フィン)あ、兄様に義姉様!
ざわめきに気づいたフィンが顔を出し私達を見つけると目を輝からせた
アイリス)おー、フィン!ちょっとこのクソをシバきたいからこいつの身体抑えてろ
フィン)いやいや、いきなり抑えろってムリですよ!?
アイリス)ちょ…レイン!いい加減離せって
レイン)良いだろ、疲れてんだ
フィンに助けを求めてもフィンは全力で首を横に振って「ムリ」と物凄い拒否をしてくる
一人でシクシクと泣いていると突然レインと私の間に何かが入り込みググッ…と、離され何かに押され動きヨロっ…とよろめくと目の前にオーターが現れオーターの胸に飛び込んだ
アイリス)ヘブッ…(顔いった……)
オーター)レイン、アイリスが嫌がってるからやめろ
レイン)ムッ…
オーターに軽く責められ少しバツの悪そうな顔をするレイン
見ていて少し可愛いと思いレインの頭を撫でると犬みたいに頭をこすり付けてきた
アイリス)はいはい笑
そして……周りにいる皆は思う
全員)(コイツら爆ぜねぇかな……)
と
アイリス)ったく、私は今から図書室に向かう!お前らは大人しく仕事でもしてろ!
2人)(´・ω・`)
アイリス)んも〜!仕事終わったら来ていいから!んな顔すんな!
2人).*・゚(*º∀º*).゚・*.
フィン)んふッ笑
アイリス)分かるよ、可愛いよな
フィン)ですね笑
夜
アイリス)はぁ〜…仕事終わったァ……
部屋に戻りご飯を作るか……と、思っていると部屋にはいい匂いが充満しており誰がか料理をしているのが分かった
アイリス)??誰か来てんのかな…
ひょこっと覗くとライオがご飯を作っていた
アイリス)あら、珍し……ライオ〜
声をかけるとライオは顔をこちらに向け火を切って抱きしめてきた
アイリス)うぉ!?
ライオ)おかえり!作っておいて良かった?
アイリス)いやいや、平気だけど……どうしたの?いきなり
ライオ)いや、今日遅かったから…それに今日は作ろうと思ってたし
アイリス)ほんと?ありがと笑
ライオの頭を撫でる嬉しそうにキスをして来た
アイリス)フフッ笑ほら、手伝ってあげるから全員分のご飯作ろ?
ライオ)あぁ!
ある日
アイリス)……
今…何故かカルドに壁ドンされて何故か物凄く褒められてる
アイリス)…あのぉ……ここ数日壁ドンだのバックハグだの……色々して褒めて口説くのやめようか、意図は掴んだけど……
カルド)ウグッ…な、なんで分かるんですか……
アイリス)??いや、お前らの行動なんて分かるから
カルド)好きだから?
アイリス)そーに決まってんでしょ
カルド)(/ω\*)プシュ—♥
アイリス)バカか…
コイツらは私を照れさせようと必死こいてるここ数日…正直飽き飽きしておりカルド経由で全員にある事を伝える事にした
アイリス)カルド、全員にこの事を伝えろ
カルド)??何ですか?
キョトンっとしているカルドのネクタイを引っ張り耳元で……
アイリス)【あたしがお前達に照れるんじゃなくてお前らがあたしに照れる】ってな
と言ってネクタイから手を離しスタスタ〜っとその場から離れる
カルド)ッ///(ほんっと、あなたって人は……正真正銘のネコで男たらしですよ……)