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僕たちの線香花火のような短い恋は、ある年の8月から始まった。
ある日、草木が生い茂ってて人気が少ない道に、一匹の黒猫がいた。その瞳はまるで、僕をこの道に誘い込むような魅力的な瞳だった。猫について行くと、そこにはポツンと立っている鳥居があった。僕は好奇心に駆られ、つい鳥居の中に入ってしまった。神社のそばに寄りかかっていた1人の少女がいた。見た目は、高校生ぐらいに見えるが、僕と同年代そうだ。黒い髪に、綺麗なセーラー服。アイスを持って、口に近づけようとしていた。 この辺の生徒ではなさそうに見えた。じーっと観察していると、こちらの目線に勘づいて目が合った。僕は、咄嗟に目を逸らしてしまったが、もう一度確認してみると、アイスを差し出しながら、雲のように優しく微笑んでくれた。
もえ。@4代目
もえ。@4代目