テラーノベル
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【注意事項】
①こちらはirxsのnmmn作品です nmmnを理解している方のみお読みください
②この作品には、以下の要素が含まれますので自衛等お願いします
・全員×青(BL❌)
・青病み(鬱表現)
③他SNSなど、齋-nari-の作品を公に出すことは絶対にしないでください
④コメント欄ではご本人様の名前を出さず、伏字の使用をお願いいたします
締め切ったままのカーテン
シンクに散らばるコップと箸
ゴミ箱から溢れている惣菜パック
机の上に放置された空き缶と資料
すぐそばにあった電源すらついていなかったスマホには、不在着信の通知がたくさん残ったまま
少し端に寄せられたゲーミングPCのキーボードは、きっと眠るスペースを確保するためだろう
先程見た、ソファの上で青白い顔をして眠るまろを思い出して悪寒がする
こうやって、溜め込むやつだって分かっていたはずなのに。
俺たちで力になろうって
せめてプライベートは支えようって
決めたのに。
青.side
元はネガティブ思考の人間だった。
行きすぎる程ネガティブではないと思っていたが、その思い込みは案外間違っていたらしい。
「微笑みうつ、…?」
「正式名称ではありませんが、世間ではそう呼ばれているんです」
「いふさんは典型的なそれですね」なんて同年代くらいの優しそうな医者に言われ、もう諦めがついた気がした。
この人には先程、全てを打ち明けてしまっている。今まで誰にも明かした事のない「全て」を。
その診断書を握りしめて会計待ちをする。
これを知ったらあいつらはなんで言うのだろう。優しいから、寄り添ってくれるのかもしれない。でもそれは俺としては嫌に感じるかもしれない。
あぁ、どうするのが正解?
「……」
紙をしまう気にもなれない。
長椅子の1番左端に座りながら頭を壁に預ける
そのまま脳も働かせずに床を眺めていると、聞き覚えのある声が受付の方から聞こえてきた。
嫌な予感がして勢いよく頭を上げる。
丁度待合室の方を向いた彼と目が合った。
「…ぇ、まろ?…」
俺が手に持っているのは診断書
こんなことなら、重い腕を無理矢理動かしてでもしまっておくべきだった。
とりあえずと、何も無いフリをして。
「…りうら、風邪?」
「いや、花粉症」
「ぁー…大変やなぁ、…」
「まろは?」
「え?」
「それ診断書でしょ?なんかやばいのかなって」
「…ぃや、別に…」
「ふーん、別に活動に影響ないなら深追いしないけど、ないくんだけでも言っとけば?」
「…」
「別に強要はしないけどね。俺向こうだから、じゃあねまろ〜」
「おー」
やはり想像通りだった。
こいつらみんな、優しいから
きっと受け入れてくれるのだろう
でも、それに甘えてる俺は嫌いだ
桃.side
まろがいない。
かれこれ一ヶ月半くらいは姿すら見ていない。
4
最初の方は連絡すれば返ってくるし、文面は元気そうだった。
だからただ忙しいだけなのかと思っていた
そもそも、俺も最近バタバタして見れていなかったことにも非はあるのだが。
社内を駆け回り、まずは本人を探す。予想通り見当たらなかった。
それと同時に、すれ違う社員タレントに見かけたか聞いていたが、近いうちに会った人はいないようだった。
少し焦りながら、まろに電話をかける。
ディスコもLINEも何もかもにかけるつもりで、スマホを片手に社内を歩き回った。
「いむ、まろは?」
「見てなーい、初兎ちゃんも見てないと思うけど」
「OK、…」
ディスコは出ない、と。また別のアプリを開いて、通話をかける
「にき…は今日いないか」
「あ、お疲れないくん」
「おっ、良いところに!最近まろ見てない?」
「んー?…」
顎に手を当てて考えているりうらを横目に耳からスマホを離す。再び電話をかけようとした時、りうらが勢いよく声を上げた。
「あー!りうら二ヶ月くらい前に病院で会ったよ」
思わずスマホをいじる手が止まる。……病院?
「まろ持病なんてなかったよね?最近風邪も引いてないし」
「んーなんか診断書持ってたよ、言いたくなさそうだったけど」
「…ありがとりうら、俺まろん家行ってくるからここ頼むわ!」
「え?!!」
それだけを言い残し事務所を飛び出す。
メンバーにまろの家には行かないよう連絡し、走り出した。
楽々とエントランスを通り抜けながら、鞄の中に手を突っ込む。
最近使っていなかったまろの家の鍵が見つかったと同時に部屋の前に着いた。
「まろー、入るよー?」
玄関に靴はあった。普段履いている靴も、革靴も。
ただ、リビングに電気はついていないようだ。
恐る恐る扉を開けると、カーテンも閉めたままで真っ暗な部屋が広がっていた。
いくら自他ともに認める怠惰でも、まろはいつも起きて一番にカーテンを開け日を浴びるのが日課だった。
「…まろ、?」
再び叫んでまろを探そうとした時、すぐ隣にあるソファに横たわる体があることに気づく。
ぼさぼさになった黒髪の下に隠れる瞳は、前のローテーブルに置かれていたパソコンを見つめている。
「…まろ、ないこだよ」
「お仕事はもういいからさ、目閉じちゃお」
「今日から、お仕事も活動もおやすみしよっか」
画面がついたままのパソコンを閉じ、まろの額に手を置く。
そのまま目を覆うと、すぐに睫毛が掌に触れる感触がした。
声が出なかった。
連絡が途絶えたと思ったら、まろがこんな様になっている。
こうなるまで教えてくれなかったことにも、気にかける暇もなかった自分にも、ただひたすら疑問と後悔が押し寄せる。
「…今は現状把握か」
今一番重要なのは、まろの状態を知ること。
まずは寝室から布団を引っ張ってきて、青白い顔で眠るまろにかけてやる。いつもは少し触れただけで目が覚めるほど眠りが浅いのに、今日はひとつも起きる気配はない。
次にリビングを見渡すが、ここだけで分かることは山ほどあった。シンクも、ゴミ箱も、テーブルの上も。
先程覗いた収録部屋はペットボトルのゴミなどが散らばり、パソコン周りは少し荒れていた。
りうらが言っていた診断書も探そうかと思ったが、勝手に荒らすのはやめておいた。
「…起きたらこの部屋見てんのか、まろ」
こんな荒れている部屋を見たら、嫌でも気分は下がるだろう。それが自分によって起こった結果だとなおさら。
少なくとも俺はそうだから、それくらいは片付けてしまおうと立ち上がった。
ゴミをまとめて片付けて、玄関へ置く。曜日的にも出せるし、帰る時に出しておこう。
洗い物は水圧を弱めにしてまろを起こさないように注意する。
ローテーブルのパソコンも鞄にしまって、スマホは電源を付け充電をする。
俺以外の不在着信も溜まっているから、かなりスマホを開いていなかったのか、見ないようにしていたのか。
洗濯は乾燥も終わっていたから全て畳んでクローゼットに片付ける。何度も来ているからこれくらいはできる。
収録部屋も掃除をして、軽くデスクの上も片付けた。椅子の上に座っていたまろねこのぬいぐるみはそのままにして。
全てを終わらせてリビングに戻った時、まろはソファに座ってこちらをぼうっと見つめていた。
多分扉の音が気になったんだろう
「…?」
「まーろっ、おはよ」
「…ぁ、え」
「……おはよぅ」
「うん、勝手に家入ってごめんね、最近会ってないし心配だったから」
「…別に、ええんやけど…」
「…あ、飲み物、出すわ」
「あーいいよ、様子見に来ただけだし」
やはり少し反応が遅い。
まろは頭の回転は早いし、ちゃんと考えてから話をする賢い人間だからこそ、こういう時の変化にはよく気づける。
逆によくこんなになるまで生きていたなと思う
「まろ、りうらから聞いたんだけどさ」
「……ぁ、ぅん」
かけたままの布団をぎゅうっと掴んで俯くまろ。きっと聞かれることを想定していたからか、余計に力が入っているように見える。
「病院で診断書もらったの、ほんと?」
To be Continued…
どうも!なりです!!
この連載についてお話しますね!
まず1つ!この連載で♡2万くらいは行きたい‼️‼️‼️
ただの願望ですがぜひご協力ください🥺
それから、この連載は今のところ3〜5話構成になる予定です!
10とか行くとみんな飽きるでしょ。長ければ長いほど更新もどうなるか分からなくなるしね、早く結末みたいよね
…と思いますがまだ書き終わってないので、実際どうなる事やら……😩
最後!作品詳細ページからサムネ見てって‼️授業1時間かけて作ったの‼️‼️
おわり!
♡押して続き待っとけ!!!
コメント
3件
好きです🫶🏻︎💕︎︎ 続きも楽しみに待ってます
ががががが なんだこりゃ 好きすぎて楽しみすぎて口角変形した😩💗 もうこういうのだーーいすき🤞🏻
一コメ失です! ♡2060~3060押させていただきました!! 久しぶりに1000回も押して指が死にかけですね((( ♡2万...俺じゃ考えられません(( 続き楽しみに待ってます!!頑張ってください!!