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2人の為に照らす光

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2人の為に照らす光

第70話 - 第70話

17

2024年10月09日

#恋愛物語

#⛄️

#⛄妄想

#夢小説

#恋愛系

深辰ゆり💛💜(元:宮辺ゆり

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17

深辰ゆり💛💜(元:宮辺ゆり

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あれから2ヶ月ほどが経った。

今日は病院受診。

退院して、から、毎月いってて。

そろそろ薬をやめれないかな、なんて思って。

なんでかって？

………

こないだ、シゲさんのとこに遊びに行って、赤ちゃん見て。照が、すごく愛おしそうにしてたの。

その顔みたら、なんか欲しくなったっていうか、抱っこさせてあげたいなぁって思ってしまって……

まぁまだ早いとおもうけど、年齢的にもなぁ。

なんて。

色々考えちゃって。

康二「どしたん、なんか難しい顔して」

今日は照も仕事、深澤くんも仕事で、康二くんが付き添ってくれてる。

○○「ん、まぁちょっと……」

診察の順番が来て、康二くんにも、最近の私がどんなか聞かれて…

最後は先生と二人。

先生「だいぶ落ち着いてきたみたいですね！薬、辞めてもいいかもですね。一応、念の為、きつい時に飲めるよう頓服だしときますので、また来月きて、どうか教えてください｣

そう言われ、頓服をもらい、受診おわり。

康二「良かったやんか！良くなってるってことやん！」

○○「うん！みんなのおかげだね！」

スーパーで買い物して帰宅。

今日は照の好物でも作ろうと、少し手の込んだ料理をする。

あとは温めるだけにして、ソファーに横になる。

と、お母さんから電話が……

母｢もしもし？｣

○○「はい…」

母｢今日、用事でそっちに来てるんだけど、用事が早く済んだし、お茶でもどうかなと思って。｣

○○「……今から？」

母｢無理ならいいけど…｣

まだ2時半か。5時半には帰って来れば間に合うか。

○○「…いいよ？どこにいるのー？」

母｢＊＊＊ってところ。｣

○○「わかったー、そっちいくね！」

そう言って、電話を切り、家を出た。

待ち合わせ場所へはバスを乗り継ぐ。

たしか、乗り継ぐ路線…照が走ってるよね？会えるかなぁ…と、久々に見れるかなと期待しながら、向かう。

乗り継ぎに少し待ち時間。

バスがきた。

ん？あ！！やっぱり！！

照も気づいたみたいで、ちょっと驚いてる（笑）

久しぶりに聞く、照のアナウンス。

車内もそんなに混んでなくて。

運転姿が見える位置に座る。

もちろんミラー越しに目が合う。

なんだか懐かしいなぁ。

あの頃はこうやって見てるだけで幸せだったのに……

今は一緒に居るんだもんね。

バス停についた。

降りようとしたら

照｢ありがとうございます。お気をつけて、行ってらっしゃい！｣

と、小さく手を振ってくれた。

○○「行ってきます！」

と、小さく手を振り返す。

懐かしい……ほんと、なんか、あの頃と違ったドキドキ感があるな。

バスをおり見送る。

母｢あ、○○！こっち！｣

○○「…ごめん、待たせて」

母｢全然、急にごめんね？体調はいいの？｣

○○「うん、だいぶね。仕事も少しずつ元の勤務に戻ってるとこ。あ、挨拶まだ行けてなくてごめん…」

母｢いいのいいの。○○の顔みたら、幸せそうだし。逆に挨拶に来て嫌な思いする方が嫌でしょ？｣

あ、お母さん気づいてたのか。

あれから照に何度か挨拶いついく？と聞かれたけど、私が乗り気になれなくて…

お母さんは、久しぶりに、高校時代の友達に会いにきたらしくて、友達に急用ができたらしく、早めにお別れすることに。中々外出しないから、帰りたくないらしい（笑）

お父さんは束縛がまぁ酷い。

今日はお父さん出張で遠方に行ってるらしくて、自由だと笑っていた。

もちろん出かけることはちゃんと伝えてるらしい（笑）

私も連絡入れたけど、まだ見てないと思うし、さっき会ったけど（笑）

お母さんとお茶した後、近くのショッピングモールで、一緒に服を見たりして、久しぶりに親子の時間を楽しんだ。

時計をみると、17時すぎてた。

お互い慌てて帰りのバスに乗った。