好きだった。あの事実を知るまでは。
事実を知る前は、土を感じ、光を知って、自然に触れていた。
毎日が輝いているように見えた。青春をするだけで、学校へ行くのが楽しくなり、
「付き合えちゃうかも!」とか思ってしまった私がバカだった。
あの子のことを好きだった。半年前ぐらい前から好きだった。
そんな彼の自慢話をずっと親友の天音(あまね)にしていた。
すると、天音は急に表情を固くし言った。
「ごめん、日和(ひより)わざとじゃないんだけど、、、、、私も遥斗の事が好きになっちゃった、、、、」
その瞬間一瞬にして、私の頭は真っ白になりました。
「、、、、あっ!まぁ、そんなこともあるよねっ!」私はその場しのぎのように
天音に相槌をうった。「本音なんか言えっこない、、、、」そんなことを心で繰り返した。
「さっすが親友!好きになる人まで一緒とは!ね~!」そんなことを口に出しながらメンタル崩壊。私の心は傷だらけ、
拭った後があるけれど、どれも拭いきれず失敗。傷ついているままだ。
どうしても、「拭いたい傷があって、自分で直せないものなら、大切な人に直してもらいなさい。」そんな優しい言葉を
お母さんにかけてもらった。でも、、、、、、、、大切な人から傷つけもらっちゃ意味ないよぉ、、、、、
コメント
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……わぁ、よくあるよね、それ