君という鍵を得て、世界はふたたび色づきはじめる〜冷淡なエリート教授は契約妻への熱愛を抑えられない〜
【月木土更新】
両親が急逝したため、夢をあきらめ大学で清掃員として働いていた私は、若きエリート大学教授の聡一朗さんと出会った。
「好奇心は大切だ。意欲は持ち続けなさい」
そうして始まった交流の中で、彼との距離は縮まり、
「俺と結婚して欲しい。君の生活も勉学もすべて面倒見る。君が夢を叶えられるよう、全力を尽くそう」
そうして始まった契約結婚生活。
無表情で冷淡にも思える聡一朗さんだけれど、その言動はすべてやさしかった。
でも――
「君を愛するつもりはない」
そう私を突き放す。
それでもいい。
私が聡一朗さんを愛せるのなら。
「君以外に優先するものなんてない」
「俺は君を幸せにしたい。誰よりもなによりも大切だから」
「今すぐキスマークでもつけておきたいな……」
けれども、一緒に暮らしていく中で、彼は次第に変わっていき――。
※
藤沢聡一朗(ふじさわ そういちろう)
35歳 エリート大学教授
×
竹咲美良(たけさき みら)
20歳 派遣清掃員
※
あの出会いから、たった数日のやり取りだけで彼女に惹かれてしまった。
彼女を近くに感じるほど、知れば知るほど、彼女への欲が強くなっていく。
俺だけのものだと、存分に愛したくなってしまう。
だが、俺には――
※
歳の差カップルの純愛溺愛ストーリーをお楽しみください。