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俺らは無我夢中に走った。
恐らく二階の端まで来たであろう。
「な…なによ…あいつ!」
晶子がそう言うと裕太は
「知らねぇよ!!!!」
「ま…まさかほんとにお化け…が?」
俺は言った。
「と…とにかく…は…早くでようよ…」
晶子は今にも泣きそうな声で言った。
ドアを閉められた。鍵が空いているかは分からない。
「逃げれる場所があるか俺が確かめてくる…だからとりあえず二人はここに居て」
「一人で帰ってりしないでよ?!」
「そんなことしたらぜってぇ許さねぇからな!」
「大丈夫だよ…」
俺はそう言ってドアを確認しに行った。
来た道を戻っていると何個か部屋がある。
「広いな…」
相当でかい規模の保育園だったんだろ。
一階に降りて歩いてるとドアにたどり着いた
「…やっぱりしまってる…」
逃げることが出来ない。
「にしても、あいつはなんだったんだ」
思い出すだけで震える。あの目は確かに不気味に笑っていた。
「何処か逃げ道が無いか探すべきか…」
急に、なにかの笑い声がした。
恐らく遠い窓側の方の教室だ。
「ッ…!」
俺は怖くて今すぐにでも逃げたかった。
「やっぱり、この保育園にはなにかいるんだ。」
俺は真相を探るべく、足音をたてずそっちへ向かった。
にしてもここには特にゴミが多い。
「臭い、、、」
俺は声のした部屋のドア付近まで来た。
そこには確かにそいつがいた。
だが、なにか変だ。
なにかが、、、
その時不意に逆光で姿が見えた。
そうか、、あいつは、、、
そうしたら2人が痺れを切らしてやってきた。
「おい逃げる場所あったのかよぉ」
「早く逃げようよ、、」
俺は焦った。気づかれてしまう。
「シッ!静かに!」
「ドーーーーンッッ!!!!」
その時に雷が落ちた。
その拍子に俺らはあいつの顔を見た。
「な、なん、、、だ、あれ、、」
「お、男と、子供?」
その時にその男はこちらを見た。
そして、 笑った。
その大男はこっちに向かって走ってきた。
血の付いた大斧をもって。
俺らは走った。