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○○「」
大我『』
友達()
○○side
「それで、?」
『○○、待って、』
「いいよ、もう終わりだよ、」
『…○○、ごめんね』
『じゃあね、』
この会話を最後に彼は家を出ていった、
最後だと分かってても、涙は出なかった。
でもどこか、少し寂しかった、
大我とは5年くらい付き合っていただろうか。
同じ大学で同じ仕事。
大学1年生の時に付き合い、同棲もしていた。
最初の頃は、一生彼と一緒にいようと決めていたし、
周りからは理想のカップルだと言われるくらいで、
自分でも上手くいってたと思う。
いつだったか、
私たちは同棲しててもいつの間にか話さなくなり、
私たちの関係は悪化していった。
「はぁ、」
(○○どうしたー?)
「、いや最近さ、、」
「あぁ、やっぱいいや、笑」
(なになに、話しなさいよ〜笑)
(相談相手になってあげるからさ!笑)
「んーっとね、彼氏と上手くいってなくて、」
(え、まじ?!)
(あの理想のカップルが?!)
「ちょ、うるさい笑」
(ごめんごめん笑)
(で、何があったの?!)
「なんかさ、ちょっと冷めてきたっていうか、」
(うわ、がちか、)
(まぁ、うちらはさ、○○の味方だし、
いつでも相談乗るからね!?)
「ほんとありがと、笑」
(全然!!)
(○○、頑張ってね💪)
「うん、!じゃあ今日は帰るか、!」
(そうだね!)
(またなんかあったら言ってね!?)
「うん笑じゃあまたね!👋」
(またね〜👋)
多分私たちの間には愛は無い。
それはもう1年前くらいから薄々気がついていた。
最近はずっとその事が頭にあるだけ、、
そう思っていた時。
コンコン🚪
『○○、ちょっといいかな、』
「う、うん、」
「どうかした、?」
「、え?」
私は彼を見て少し驚いた、
だってそこには、
『ごめん、この家出るわ、』
「き、急だね、笑」
『だって、こんな俺と一緒に暮らしてたって
○○が、 辛いだけだと思って、笑』
「い、いや、」
荷物をまとめた彼が立っていて、、
いつかこの日が来るとわかっていても、。
「それで、?」
『○○、聞いて、』
「いやいいよ、もう終わりだよ、」
『…うん、、そうだよね、ごめんね』
『さようなら、』
「、、ん」
バタン🚪
これでおしまい。
大我とも会うことは無い。
そう思っていたけど、
「あ、あれ、これ大我の、?」
「ほんっと忘れ物多いよね、笑」
あの日から1ヶ月後、
ピコンッ📱
「ん、誰からだろ?」
大我:急にごめん。
そっちに忘れ物してる気がしてさ。
○○:うん、ある笑
大我:だよね、笑
いつなら取りに行っても大丈夫そう?
○○:いつでも大丈夫だよ。
大我:わかった。近いうちに取りに行くね。
○○:了解
別れたはずなのに、
また会えるのかと思って少しドキドキもした。
だけど、。
ピンポーン🔔
「はーい」
『やっほ、』
「あ、久しぶり、」
『忘れ物取りに来た、笑』
「うん、笑」
「どうぞ笑」
『お邪魔しまーす』
『俺結構忘れ物してたわ、笑』
「ほんと、昔からそうだよね、笑」
『…笑 じゃあ、帰る、ね』
「うん、」
バタン🚪
なんだろう、
これでもう会わなくていいんだと安心する
自分がいた気がした。
「これで良かったんだよね、」
私たちはもう、”相思相愛” じゃないんだ。