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※このお話を読む前に※
このお話には地震と地震による被害者の姿そして死人の姿の表現が扱われます、読む前にご確認の上お読みくださいm(_ _)m
【親愛なるあなたへ‐Dear you‐】
私はあの日を忘れる事はないでしょう
あの「8月1日」の出来事を
俺は高校1年生のアメリカ、男だ
そんな平凡な俺のもとにやってきたのは
だった
日本)こぉんにちは!
アメリカ)…え?
そいつは突然やってきた
頭には光を放つ輪と背中には真っ白な羽、白いダボッとした服を来ていた
見た目はかなり幼く5歳児程度だった
名は日本というらしい
日本は俺にこう言うとその日は消えてしまった
【星は夜意外にも見えるの】
その言葉は何処が重かった
翌日、日本はまたやってきた
しばらく日本はそうやって俺の元へやってきた
滞在時間は20分きっちりで呼び止めてもそのまま玄関を出て気がつくとすぐ消える
勿論イギリスやカナダ、オーストラリアも知っている
日本が現れてから数カ月後、授業で平和資料館に行くことになった
地震のコーナーに行くと死亡者と行方不明者の写真と名簿があった
そこにあった写真には日本の写真と【日本・5歳男児】と書かれてあった
嘘だろ…?
アメリカ)…ッッ
居ても立ってもいられなくなり帰ってすぐ図書館に行った
確か日本を見たコーナーは「東日本大震災」だったはず…
東日本大震災…2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による大規模な地震災害である。 東日本各地での大きな揺れや、大津波・火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2,325名の死者・行方不明者が発生したあの大地震…まさか…まさか日本が?
その瞬間俺の意識は途絶えた
次に目を覚ますと見知らぬ住宅地に居た
アメリカ)…は?
ここ何処だ…?
太陽の位置的にお昼頃だろう
…ん?
よく見ると俺は地面より微かに浮いていた
アメリカ)ッッ!?!?!?
え?え?え?
そんな俺を周りは居ないかのように通り過ぎていく俺を透ける者も居た
訳が分からないままあの大災害は起きた