第五作品「生活が終わった日」
中国視点ーーーーーーーーー
誰もいない街で彼の声だけが響く。
🇷🇺「おーい!中国!」
そう言って我の方へ走ってくる。
🇨🇳「どうしたアル?」
もしかしてと言いかけた時、ロシアは淡々と言い始めた。
🇷🇺「今日の夜ご飯は何にする?」
そう、キラキラした目で見てくる。
🇨🇳「うーん、取り敢えずお店を見ていこうアル」
そう言って瓦礫を蹴飛ばして歩き始める。
我より少し身長が高い彼は隣で鼻歌を歌いながら歩く。
そして、もう誰もいなくなったコンビニエンスストアに行く。
そして、腐りかけのものを持って店を出る。
ロシアも後ろをついてくる。
そして、我は持ってきたモノを食べる。
うーん、まずい。
ロシアはそれを見て食べ始める。
食べ歩きをしているとオモチャになってしまった仲間が横たわっているのがたまたま見えてしまった。
🇷🇺「?どうしたんだ?」
そう言って我を見ている彼に、
🇨🇳「なんでもない」
と、そう伝えた。
そうして団地に向かって歩いていたら、突如彼は。
🇷🇺「あ!洗濯物取り込まねぇと!」
そう言って走り始めている。
その彼に手を伸ばそうとした。
が。
しばらくここで暮らしていたからだろう。
体が錆びついたかのように動かない。
🇨🇳「ろ、、し」
そう呟いたら、彼が走って戻ってきてくれた。
🇷🇺「どうした?」
彼がきたら動けるようになっていた。
だから。
🇨🇳「なんでもない」
そう言った。
家に戻った後、ロシアはお昼寝をするようだからただ、
🇨🇳「おやすみ。また起きてね」
そう言った。
まだ、まだ。
独りにはなりたくない。
ずっと、われの気持ちを隠しているせいか写真に写っている我が曇る。
それが嫌で破った。
そして、しばらく起きていない彼の肩を揺らす。
そうすると、起きてくれていたから。
でも。
どん、
床にハサミが落ちていたせいか、彼の肩からたがで始める。
それでも、、それでも起きない。
🇨🇳「おい、起きろ」
ずっと揺らす。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと。
でも彼は起きない。
なんで、なんで?
そうだ。
これは悪い夢。
そうだよな。
なんで、ベトナムも、北朝鮮も、ロシアもみんなみんな俺を置いていくフリをするんだ、?
あぁ、幻想だ。
火山が噴火して世界が滅んだのも、みんなが死んだのも、俺しか生きていないのも!
あはは、はは。
我は狂ったように笑いながらびりびりに破いたみんなと撮った写真をさらに投げ捨てた。
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暮らしガスメーターっていう曲を題材として作りました。
あ、レイです。
最近バットエンドって難しいなって思っています。
バットエンドって難しいですよ。まじ。(経験談)
暮らしガスメーターっていい曲です。まじ。
是非聞いてみてくだせぇ。
コメント
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暮らしガスメーター…あれか…!