ダークラビット「……」ダークラビットはいつの間にか元の姿に戻っていた
ダークラビットは過去のことを思い出す
ダークラビット「全部、全部、こうなったのはアイツらのせいなのに」
するとダークラビットはトラウマを思い出した
すると
ダークラビット『あっそうだ…』
まなみ「はぁ…色々と迷惑かけてしまってすまなかった…」
コンピュータAI「良いんですよ まなみさんが無事に戻ってきてくれた事に感謝しかありませんから」
まなみ「皆…」
ゴゴゴゴゴ
まなみ「っ!? なんだ!?」
するとダークラビットと謎の大きい黒いモヤが現れた
ひかり「な、なにあれ!?」
やあみ「またお前か!ダークラビット!」
ダークラビット「こんにちは、GAME HEROS。 あ、この方の紹介がまだだったね」
しずく「この方?」
コンピュータAI「っ!まさか」
ダークラビット「そう!この方は 僕の主様 魔王様だよ」
まなみ「なに!?」
ひかり「魔王!?」
やあみ「ふぇ!?」
しずく「もしかして ふわふわさんがワルウィルスになったのは 全てあの黒いモヤのせいなの?!」
まなみ「どういうことだ?」
しずく「あのDJや二人ふわふわさんをがワルウィルスに変えたウィルス あの人が分けたウィルスなのかもしれない!」
ひかり「だとすると…」
コンピュータAI「相当厄介な敵になるかもしれませんね…」
ダークラビット「そう、君の”兄弟”は厄介な敵になるんだ」
まなみ「兄弟…?」
すると黒いモヤから出てきたのは、コンピュータAIの顔と同じ 黒いコンピュータAIが現れた
ひかり「え!?コンピュータAIさん…!?」
やあみ「っ!」
まなみ「お前、兄弟がいたのか!?」
しずく「だけど…耳がやあみちゃんの耳みたいに尖ってるよ?」
コンピュータAI「….!! 皆さん!現実の世界へ移動してください!」
まなみ「え?なんで__」
コンピュータAI「いいからはやくっ!」
すると現実世界にワープさせられた
まなみ「いったたた…皆 大丈夫か?」
やあみ「むぎゅ〜…」
ひかり「大丈夫、です!」
しずく「やあみちゃん 大丈夫?」
やあみ「うん…」
まなみ「あ、あれ?」
するといつも明るい街が真っ暗だった
まなみ「な、何がどうなっているんだ!?」
男の人「おーい!そこの君たち!」
そこには頭を防災のヘルメットをつけていてライトを持っていた
ひかり「え?」
男の人「君たち これから帰るつもりかい?ここの家は全部停電していて みんな 学校に避難しているんだ」
まなみ「て、停電!?」
学校の体育館
まなみ「母さん!」
まなみのお母さん「まなみ!」
まなみ「いったいなにがあったんだ!?停電なんて…」
まなみのお母さん「お母さんにも分からないの 家は大丈夫だったんだけど 他の家は全部停電して…」
まなみ「良かった…母さんと妹達が何事もなくて」
実はお母さんは双子を妊娠しているのだった
女の人「奥さん お腹の子達は大丈夫?」
まなみのお母さん「えぇ、なんとか」
女の人「しっかし良かったわね なんで停電しなかったのかよく分からないけど さすが運命に愛されたお母さんね」
まなみのお母さん「…..」
まなみのお母さんは運命という言葉に悲しんでいた
まなみ「母さん?」
まなみのお母さん「ねぇ…まなみ 急なんだけどお父さんってどんな人なんだろうって思ったことある?」
まなみ「え?あぁ…」
まなみ『きっと母さん 不安でいっぱいなんだろう 気分を和ませてあげよう』
まなみ「そうだな〜 もしかして私の性格って父さん譲りだったりするのかって思ったことはある」
まなみのお母さん「ふふっ正解 まなみがまだ小さかった時 その頃の性格と男らしさが昔のお父さんによく似てたのよね」
まなみ「だよな〜 なぁ母さんって父さんのことをなんで好きになったんだ?」
まなみのお母さん「フフ 生まれが違っても心が優しい人っていうところかな?」
まなみ「ん?生まれが違っても?父さん海外人なのか?」
まなみのお母さん「ううん そうじゃなくて 育った環境は私と違うのに 彼はとっても優しかったって事よ」
まなみ「へぇ〜」
まなみのお母さん「昔 あなたが生まれた時 お父さん直ぐに駆けつけて来てくれたのよ」
まなみ「へぇー!なんだか嬉しいな!なぁ!父さんに抱っこさせてもらった写真ってあるか!?」
まなみはワクワクそうに聞いてきたが
まなみのお母さん「あぁ💦 それは…」
まなみのお母さんは何故か焦っていた
まなみ「母さん?」
まなみのお母さん「あっそうだ! 他の赤ちゃんがいるの まなみ 暖かいミルクと哺乳瓶を持ってきてあげて」
まなみ「あっ!分かった!」
まなみは走り去る
まなみのお母さん悲しげそうに
『私とあなたの秘密はこれ以上持たないみたい 』
しずく「他のみんなとは連絡取れたの?」
しずくのお母さん「それが連絡が取れてないの…」
しずくのお兄さん「なんでよりにもよって停電するんだよ…」
やあみ「しずく 大丈夫か?」
しずく「大丈夫 ありがとう心配してくれて」
しずくのお母さん「あら?その子は?」
しずく「やあみちゃん 私の友達だよ」
やあみ「こんにちわ!」
しずくのお母さん「まぁ、こんにちは しずくにお友達が出来たなんて…!お母さん安心したわ」
するとまなみのウォッチに電話がなる
まなみ「2人とも!あるみから連絡が来た!」
しずく「え?分かった!行こう!」
やあみ「うん!」
しずくのお母さん「あんなにいっぱいお友達が出来たのね」
まなみ「もしもし?あるみか!」
あるみ「タ____ニ___」
まなみ「お、おい?大丈夫か!?」
あるみ「タ___ニ___キ_」
まなみ「たに?たにがなんだ?」
すると
あるみ「谷の地下に来て!!!」
そして電話が途切れた
まなみ「び、びっくりした…」
ひかり「谷の地下に来て…いったいどういうことなんでしょうか…」
あゆ「今のはなに?」
4人「うわぁっ!?」
まなみ「い、いつの間に!?」
あゆ「説明してちょうだい 今のはなに?」
まなみ「……」
数週間後まなみ達はヘリコプターに乗っていた
実はあゆは超お金持ちお嬢様で まなみ達と協力してくれた
あゆ「はぁ…そういうことね」
まなみ「あぁ」
あゆ「それで?相手は谷の地下に来てとか言ってたの?」
しずく「は、はい」
あゆ「まったく どうしてそもそも隠してたの?」
まなみ「バレると生活が一気に変わってしまうらしいから 秘密は剃り下げてくれと」
あゆ「あぁ…確かに大変ね それでそのソイツはいつも一緒にいるコンピュータってやつに似てたの?」
まなみ「あぁ でも雰囲気が違ってたんだ 黒くて まるで 人じゃないような…」
あゆ「まぁ 一緒にいるコンピュータってやつもAIなんだから そいつもAIなんでしょうね」
ドライシーバー
「何者かの 道路を発見!」
「引き続き捜査しろ」
「了解!」
あゆ「なにか見つけたらしいわよ?」
まなみ「なに!?」
まなみ達はそこへ降りた
まなみ「なんだここ…」
そこには色んなものがあった
絵本 ぬいぐるみ イヤリング
様々なものがあった
そしてそこには何故か幼きまなみの写真が飾ってあり そこには文字化けの文字で手紙が置いてあったそこには
“螽倥?縺セ縺ェ縺ソ縺ク縺ョ繝励Ξ繧シ繝ウ繝”
まなみ「な、なんだこの文字!?」
ひかり「な、なんでしょうこれ?」
あゆ「これ?あんたの幼少期?なんでここにあんたが写ってんの?」
まなみ「私にも分からない…」
ひかり「もしかして まなみさんの事をよく知っている人なんでしょうか?」
まなみ「….“よく知っている” ここにあるもの全部 私が欲しかったものばっかりだ」
しずく「え?」
まなみ「ひかりが言う通り ここの部屋は 私をよく知っている人 つまり私の父親だ」
ひかり「まなみさんのお父さん?」
あゆ「そういえば あんた父親に会ったことないって…」
まなみ「あぁ だけどこの手紙はなんなのか分からない」
ひかり「ねぇ、あれって!」
そこの先は真っ暗で何も見えない状態だった
あゆ「ここは入れるの?」
だがあゆは入れなかった
あゆ「入れないみたいね」
まなみ「え?入れるぞ?」
あゆ「なっ!?なんであんた入れるのよ!?」
まなみ「分からない だけど 恐らくウォッチのおかげだろう」
ひかり「でも、私たちは」
しずく「入れない…」
まなみ「えぇ!?」
だがひかりとしずく達は入れなかったがやあみは入れた
まなみ「よ、よし 行ってくる!」
あゆ「ドライシーバーちゃんと持ちなさいよ?」
まなみ「ありがとう 気をつけて行ってくる」
やあみ「いってきます!」
まなみは暗闇に行く
そして歩きづつけた瞬間
謎の光る丸いものがあった
まなみ「なんだこれ?」
そして触ると
誰かの記憶に迷い込んだ
まなみ「あれは?」
そこには幼き耳が尖っているもう1人のコンピュータAIだ
まなみ「アイツは!」
謎の研究者「X-No.0 こいつの戦闘力は異常すぎる 何とかすることが出来ないのか?」
謎の研究者「無理に決まってるだろ?もうコイツは赤ん坊じゃない 小さかったら手術出来たがもうこれはお手上げだ」
謎の研究者「ふん…好きにしろ それでX-No.1の調子はどうだ?」
謎の研究者「こっちはこっちで順調だ」
まなみが中を見たのは なんとやあみだった
まなみ「なに!?お前ら兄妹だったのか!?」
やあみ「し、知らなかった」
謎の研究者「ったく あの人もあの人だ 急に最強の人工生命体が作り出したいって言いうし」
謎の研究者「迷惑なもんだよな」
黒いコンピュータAI「…..」
数週間後
まなみ「数週間後?」
謎の研究者「はぁ、ここでのワールドもお別れか」
謎の研究者「やっとコイツの面倒が見れなくてすむ」
黒いコンピュータAIはじっと見つめる
謎の研究者「あぁ、残念だったな じいさんがもう1人があまりにも順調すぎて お前を捨てたそうだ あばよ」
バタンッ
まなみ「なんて酷いやつらだ…!」
さらに数週間後
まなみ「こいつ 何も食べなくて 生きていけるのか?」
謎の少女「きゃあ!」
黒いコンピュータAIとまなみはびっくりする
まなみ「な、なんだ!?」
謎の少女「いったい こ、ここは?」
まなみ「あれは、母さん!?」
謎の少女「あなた?だれ?」
黒いコンピュータAIはただじっと見つめるだけだった
ゆめ「私はゆめ!貴方は?すごい耳が尖ってるね!」
黒いコンピュータAIは
黒いコンピュータAI「うんめい」
ゆめ「うんめいくん?素敵な名前ね!ここがどこか分かる?」
黒いコンピュータAI「ここは 僕が作ったワールドだよ」
ゆめ「凄い!ねぇここって公園とかある?」
黒いコンピュータAI「あ…ある」
ゆめ「じゃあ一緒に遊ぼ!」
ゆめは黒いコンピュータAIの手を引く
まなみの「なんか微笑ましいが いったい母さんとなんの関係が?」
その頃ひかりたちは
兵隊「あゆさん!文字化けを翻訳したらこんなものが!」
あゆ「なに?」
翻訳したものそれは
“娘のまなみにプレゼント”
あゆ「これっていったい…」
ひかり「あ、あの、これ!」
ひかりは何かを皆に見せる
“X-No.0がゆめさんと馴れ合って 実の子を出産してからもう3年経ったらしい まぁこれはおめでたいことではあるが 問題は奴らに見つかってしまわないようにしばらく離れて 生活させる 彼には申し訳ないが こうするしかないのだ”
ひかり「こ、これって…」
そこには黒いコンピュータAIとまなみのお母さん そしてそこには3歳のまなみだった
ひかり「じゃあ まなみさんのお父さんって…」
しずく「みんな!これ!」
そこには
???のメモ|あの 狐の妖精ひかるのコピー X-No.1はあの研究者が作ったキメラだ まだ狐の妖精ひかるとしての人格は残っているが人格はどんどん変わっていて 目つきも髪の色も変わろうとしている しかしあの研究者とキメラは変わったもんだ まるで実の親子のように散歩したり遊んだりしている 家族って一体なんなんだ?まぁ話は変わるが X-No.1はコピー能力や学習能力が高いと言っており チカラは抜群だと言っていた このまま気づかれなければいいが もしアイツが成長して自分がコピーだと気づいたらその時はその時だ 油断をしてはいけない。|
ひかり「これは?やあみさんの?」
しずく「まなみのお父さんがX.No.0 やあみちゃんがNo.1 つまり2人は…ここの人工生命体だったの?」
その頃まなみ達は
20歳のゆめ「運命くん あなたの子が出来たの」
黒いコンピュータAI「っ!?本当かい!?」
20歳のゆめ「えぇ!」
2人は抱きしめ合いながら笑って泣いた
やあみ「もしかして…まなみのおとうさんは…」
まなみ「っ….」
20歳のゆめ「名前は何にする?」
黒いコンピュータAI「まなみ まなみが良い 男の子でも女の子でも美しい愛が溢れる子に育って欲しい」
20歳のゆめ「とてもいい名前ね それじゃあこの子は まなみね」
黒いコンピュータAI「これから、よろしくね まなみ」
まなみ「!!」
初めてあった黒いコンピュータAIとは違い 暖かく優しい声で笑顔だった
そして3年後…
3歳のまなみ「やぁだぁぁぁ!パパとママといっしょが良い! やぁだぁぁぁ!」
そこには父親のしばらくのお別れに泣きじゃくる昔のまなみがいた
まなみのお母さん「ごめんね…まなみ」
3歳のまなみ「パパァ〜!いかないで〜ぇ!」
黒いコンピュータAI「まなみ 泣かないで」
3歳のまなみ「グスッヒック」
黒いコンピュータAI「パパは必ず帰ってくる 絶対にママやまなみを置いてったりしない いや置いて行きたくない」
黒いコンピュータAIは大切な娘を抱きしめて
泣きそうになりながらも我慢した
黒いコンピュータAI「パパも一緒にいたいよ でもこのままいたらまなみ達にも危ない事が起きるんだ だから安全になったらパパはまた会いに来るから」
3歳のまなみ「ほんと?」
黒いコンピュータAI「うん だから約束してお母さんに迷惑やかけたりしない そして手伝うこと 人との思いやりを持つこと わかった?」
3歳のまなみ「うん わかった ヒック」
黒いコンピュータAI「ありがとう」
黒いコンピュータAIは大切な夢と娘を抱きしめる
黒いコンピュータAI「パパはいつだって2人の味方だからね」
そしてまなみ達は元の場所に戻った
まなみ「パパ…」
やあみ「まなみ…」
ひかり「どうしよう まなみさんになんて言えば」
あゆ「っ!まなみ」
ひかり「!」
するとまなみは崩れる
ひかり「まなみさん!」
しずく「まなみちゃん!」
やあみ「まなみ…!」
まなみ「私、どうしたら良いんだ?」
次回へ続く
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