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この不況の世の中、普通の仕事でもらえる給料だけでは、なかなか生活が厳しい。まあ普通に生活するくらいは出来るけれど、趣味に使ったり、おしゃれしたりするには物足りない。そんなふうに考える女の子が秘密でやる仕事、それがデリバリーヘルスだ。

デリバリーヘルスというのは、お客さんの自宅やホテルなどに出張して性的サービスをするお仕事で、お店の人に電話するだけで都合のよい場所まで女の子が来てくれて、あとはプレイを楽しみ、時間になったら帰るというお仕事だ。

なんだかいけない仕事のように思うかもしれないが、これもちゃんと法律に基づいた、立派な仕事だ。まあ仕事の内容から、働いていることを秘密にする女の子も多い。

それはよい。どんな仕事も皆同じ、立派なものだ。だけれど世の中の人は、ある種の仕事を差別したり、偏見を抱いたりする。そんな差別や偏見から身を守ろうとするのは当然の事だろう。

けれど、中には「いけない女の子」もいる。そんな女の子に「お仕置き」するのが、「エロ神様」である俺の仕事だ。

例えばあるとき、こんな女の子がいた――


コンコン、とビジネスホテルのドアをノックする音が聞こえた。

「はい」

と、俺が返事をすると、ドアが開き、一人の女の子が部屋に入ってきた。年齢はまだ十代だろうか? 少し小柄で細身の女の子だ。髪は肩までかかるくらいのストレートヘアで、顔立ちは整っているが、どこか幸薄そうに見える。まあデリバリーヘルスのお仕事にやってくる女の子はみんなそんな顔をしているけれど。

「初めまして、江口さん?」

「ああ」

江口というのはもちろん仮名である。

「よろしくお願いします。それでお時間どうします?」

「90分で」

女の子を部屋に案内し、コース(遊ぶ時間)を伝えた。女の子はそれを電話で店に伝える。

「2万6千円になります」

言われた金額を相手に渡す。

「はい、確かに」

女の子はそれを受け取り、財布の中に入れる。ここからがスタートだ。

「あの、シャワー浴びますか?」

と、女の子。

「ああ、うん」

俺はそう答え、服を脱ぐ。女の子も裸になり、一緒に浴室に入る。ここまでは順調だ。中にはめんどくさがって一緒に風呂に入ろうとしない女の子もいるが、そういうのははっきり言って外れである。そういう子は、必ずプレイも手を抜くのだ。

「じゃあ、洗って」

俺がそう言うと女の子はボディーソープを手に取り、手で泡立てる。それを俺の体にこすりつけ、やさしく洗っていく。まず上半身、それからひざまずいて下半身。足から段々上がっていって、やがて体の真ん中にあるソレにも触れる。女の子はソレを手でやさしく包み込み、上下に動かす。

洗われるうちに俺のそれはだんだんそそり立っていく。ギンギンに立ったソレを、女の子は愛撫するように丁寧に洗った。もちろんきれいに洗う必要があるのだが、半分くらいはサービスだろう。

「じゃあ、今度はこっち」

そう言って俺は女の子を立たせ、手にボディーソープをつけて、全身をくまなく愛撫する。

「あっ……ん」

女の子は、小さく甘い吐息を漏らす。

俺はそのまま手を下に持っていき、女の子の一番大事な部分に指を入れた。そこはもうすっかり濡れていて、俺の指をすんなりと受け入れた。

「あ……ん……」

その部分を指でいじっているうちに、女の子の息が荒くなっていくのが分かる。

そして十分にそこが濡れたことを確認してから俺は言った。

「じゃあ、ベッドに行こうか?」

俺がそう言うと、女の子はコクンとうなずいた。シャワーで泡を洗い流すと、すぐに浴室から出てベッドに向かった。

画像

女の子をベッドに仰向けに寝かせ、俺はその上に覆いかぶさる。女の子は俺を迎えるように足を広げた。……が、デリバリーヘルスでは、入れること、いわゆる「本番」はやってはいけないのだった!

日本では「売春」は禁止されている。しかし、性的なサービスはOKとされている。その違いがこれなのだ。手や口でアレを刺激し、射精することはOKなのだが、女の子の体には入ってはいけない。入らないからこれは「売春」ではない、「売春」ではないからOK、ということなのだろう。

しかし。

女の子は、俺のアレを握りながら、

「シたい、ですか?」

と言ってきた。俺はあえてとぼけて、

「……何を?」

と聞き返した。彼女はそれには直接答えず、

「お小遣いくれたら、いいですよ?」

といった。さっきも言ったように、本来は「本番」は禁止なのだが、このようにお小遣い稼ぎをする女の子もいる。ばれたらもちろんやばい。が、密室の中で二人きり、当事者である二人が黙っていればばれることはない。

俺は少し考えるふりをして、「じゃあ」と答え、財布から2万円を出して女の子に渡した。

「ありがとう」

そう言って女の子は、ゴムをつけると俺のアレを自分のアソコに当てがい、ゆっくりと入れていった。

「あ……ん……」

そしてそのまま腰を振り始める。俺もそれに合わせて腰を振った。

「あっ……あっ……あっ……」

女の子の吐息が荒くなる。俺は彼女の胸を愛撫した。彼女は体をのけぞらせ、やがて果てた。俺も同時に果てた。


行為が終わった後、余った時間で俺はさらなる交渉をしてみた。

「ねえ、お店に内緒で、また会ってくれない?」

「うーん、どうしようかな」

彼女は迷っているようだった。迷っている時点で勝ったようなものだ。嫌な娘は即断る。そこで俺はさらにこう言った。

「……会ってくれるなら、追加でもう1万出すよ」

「えっ、ホント? ……じゃあ、いいよ」

よし! 交渉成立である! こうして、俺と女の子はまた会うことになったのだ。もちろんそれは「お仕置き」の準備のためだ。何度も言ったように、「本番」行為は禁止されている。彼女はお小遣い欲しさに法律を破ったのだ。当然お仕置きが必要だろう。

その後の残り時間、俺はさりげない風をして彼女の個人情報を聞き出したり、気づかれないよう身元を調べたりしておいたりした。こっそり財布の中を覗き、学生証を見つけ、写真に撮っておいた。どうやら彼女は女子大生らしい。これだけ情報が分れば十分だ。

その日は彼女に別れを告げ、次に会うときまでに「お仕置き」の「仕込み」をすることにした。

(続く)

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