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あの日、あの場所で

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あの日、あの場所で

第6話 - 本当は

232

2022年12月30日

#SnowMan

#snowmanBL

#ゆり組

#snowman妄想物語

みのむし

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宮舘「……どう？落ち着いた？」

岩本「…うん。ごめん。」

宮舘「で？？どうしたの？」

岩本「……辰哉、病気になっちゃったんだって」

宮舘「…深澤先生が、？」

岩本「うん。…それで」

岩本「辰哉が、…別れようって、」

岩本「言ってきて…」

宮舘「うん、」

岩本「それで…俺は絶対、別れたくないし、…」

岩本「絶対、一緒にいるって…約束したのに、…」

岩本「なんかっ、俺だけだったのかなってっ…」

岩本「もちろんつ、辰哉がっ、…俺に迷惑かかるからってっ、思ってるのはわかってるしっ、」

岩本「わかってるけどっ！！」

岩本「……………」

岩本「…俺は、辰哉が、どんな形でもっ」

”別れたくないからっ”

宮舘「…それは深澤先生に言いなよ笑」

岩本「……そうだな笑」

照が笑ってくれてよかった

宮舘「……よしっ！！そうと決まったら行こ！！深澤先生のところ！！」

岩本「え、今から！？」

宮舘「当たり前でしょ！！本当は今日のお昼も一緒に食べる予定だったんでしょ！！」

岩本「え、いやなんでその事、」

宮舘「まぁま！！細かいことはいいから！！」

岩本「うおっ！お前おすなって！！」

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ｺﾝｺﾝ

深澤「はーい。」

深澤「……って、」

深澤「照……」

岩本「…お昼遅れてごめん」

深澤「んん？あぁいいよ笑」

岩本「…えっと、…その、」

岩本「今日の朝は本当にごめん。」

深澤「……こっちこそ。ついカッとなっちゃった」

岩本「…俺も、、」

深澤「…それだけ？それ言いに来てくれたの？」

岩本「…そうじゃなくて、」

深澤「ん？？」

岩本「俺、朝はあんなこと言っちゃったけど」

岩本「…本当は辰哉のこと大好き。」

深澤「……!!!!!」

岩本「…たとえ辰哉がどんな形であろうと俺は辰哉とずっと一緒にいたい」

深澤「……本当はね、？俺も同じだよ。」

深澤「もちろん俺も照とずっといたい。」

深澤「けど…これから俺は照の荷物になっちゃうんだよ。」

深澤「しかも病気になんてなったら尚更。」

岩本「そんなことっ！？」

深澤「あるんだよ。このまま俺が照といたらいつか照は俺が邪魔だと感じる時が来るから。」

深澤「そんな少しのズレが別れにまで繋がるから。」

深澤「……俺、照のこと苦しめたくないんだよ、…」

深澤「照は、まだこれからでしょ？」

深澤「社会にでたらもっといい人に出会えるよ。」

深澤「俺よりも可愛い人に出会えるよ。」

深澤「だからっ、俺なんかといるよりっ、」

岩本「わかった。」

岩本「じゃぁ、別れよう。」

深澤「…………」

岩本「でも、俺が社会にでて立派な社会人になったら辰哉のこと」

岩本「迎えに行く。」

岩本「絶対にまた辰哉に告白して付き合って今度こそ幸せになってやる。」

深澤「…ふふ笑照らしいよ。」

深澤「……じゃぁ約束ね。その時に照がまた俺のこと好きって言ってくれたら」

”また付き合おうね”

岩本「……うん。」

岩本「俺頑張るから。立派な社会人になって辰哉を楽させられるように頑張るから。」

岩本「絶対待っててね！！！」

深澤「…うん笑お隣あけとくね笑」

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[END]