かぜごだ
その目は嘘?6
⚠キャラ崩壊注意
⚠口調行方不明
⚠BL注意
…彼を”使い”始めて
暫しの月日が経った
俺も一度は”君だけしか信じれないと”
“君は俺に嘘をつかない”
そう思い込むよう偽った
でも情報屋としても
人間としても
俺は馬鹿ではない。
付き合ってくれてるのは
知ってた
君の発言に目に濁りがなかったのは
その役としての発言だったから
こんなに付き合ってくれてるのは
君が憂う人間だから
知ってるよ。
冷酷でも、結局は優しいよね、君
俺とは大違い___
「…トコトコ(情報を書き込んだメモを見てる)」
(ガキの頃からやってるから日常化してるけど…俺、マトモじゃないなぁ…)
「‥なんだ、今更じゃん…ボソッ」
「伍代さん、!(情報収集のために宿ってる諜報員)」
「?なぁに。何か情報でも探れた? 」
「ぁ…いやそうではなくて、_の情報屋って知ってますか?」
「あー情報屋ではちょっと有名だよね…確か俺より年下だけど… 俺と肩を並べられるとかなんとか」
「興味ないんですか?」
「…そうだね。関わったらいい情報しれるかも…‥(笑)」
間違いではなかったと思ってるよ
君と関わって__を知れたのは事実
この感情も君が教えてくれた。
“ 損 得 ”
どちらの情報も
知れたのは俺だけだった…(笑)
「…(静かに壁にもたれ火のついた煙草を咥えてる)」
俺だけのモノ(情報)だと、
思ってたんだけどなぁ。
「スッ…(隣の壁にもたれる)」
「‥なに」
「いや?なんでもないけど…(笑)」
「わざわざ来なくても_」
「あ、そういえばさ…俺最近楽なんだよね」
「…」
「なんていうか、消える理由がなくなったっていうk…(笑)」
「なら、もう俺は不必要だな?」
「…勘が鋭くて助かるなぁ‥w」
「…、なら。もういいだろう?」
「クスッ…」
「……」
「…クス……」
その問いに答えることはできなかった
情報屋としては失態だろうね
ただ一人の人間としては
抗えない本能だよ。
「……イタい”欲求”としてお互い満たされたのなら、それでいい。」
「……」
「…スッ(その場を去る)」
‥欲求、か
まぁそれもそうなのかもね
君は生きる理由もない
汚い俺に、憂いをかけた
俺は死ぬ理由のない
君に、憂いをかけられた。
お互い、汚い欲と羨望だったね…
でもさ
君の目が嘘じゃなかったのは…
事実だから、
君の実体に触れたことも
誰も知らない君の情報に触れたことも
*「*…ッ嘘じゃなかったよね…”?(笑)」
その情報の答えは
教えてはくれないみたいだね
黒焉街の
情報屋さん
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