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まだ俺は席に座れてない。
勇斗と柔太朗君が俺の席についてずっと話してる。
…お腹空いたな。
太智 『まあまあ!』
『じゃあ今日は間とって俺の隣で!』
柔太朗 『ぇ?』
『だめ』
舜太 『じゃあ左は俺やな!』
『勇ちゃんと柔ちゃんは仲良く隣に2人だけで座ってな!』
勇斗 『…まあいいけど。』
『仁人はそれでいいの?』
『俺と隣じゃなくていい?笑』
仁人 「ぁ、えっと…」
太智 『ほら仁人もお腹すいたやろ!』
太智君は俺の手を引いて席に座らせてくれた。
仁人 「ぉわっ」
海外のランチボックスってなんだろう、
茶色い紙袋を開いて中から今日のランチを出す。
中にはりんご、ピーナッツバターの塗られたトースト、人参のスティック、そして小さいジュース。
いかにも海外ってかんじのメニューだった。
柔太朗君も同じだ、そりゃそうか、同じホストマザーだもんね。
なんか、嬉しい。
ふと右を見るとタッパーいっぱいのベリーとふたつのホットドッグ、太智君がそのうちの1つのホットドッグをがぶりって音がしそうな感じでかぶりつく。
左を見るとSUBWAYと書かれた紙に包まれた大きなサンドウィッチを食べる舜太君。
舜太 『俺今日買ってきたんよねー笑』
勇斗 『親忙しかったん?』
舜太 『らしいねん、ほんとはランチ用意したかったけどごめんって』
太智 『舜太の親いつも忙しそうやな』
前を見ると勇斗のランチはみんなと違って平べったい小さな箱だった。
チーズの匂い…?
仁人 「…勇斗、何食べるの?」
勇斗 !
『仁人から話しかけてくるなんて可愛いじゃーん♡』
『俺のこと好き?』
仁人 「…」
勇斗 『…あれ?』
太智 『勇ちゃん詰めすぎや!!笑笑』
舜太 『仁ちゃん、勇ちゃんのはピザやで!』
『毎日そこの店のピザやねん』
仁人 「ピザ、?」
日本じゃ絶対なかった光景だ、
勇斗 『…柔太朗と仁人の同じ?』
柔太朗 『そうだよ』
『だって俺ら一緒の家だし』
勇斗 『…は?』
太智 『あれ勇ちゃん知らんかったん?』
『仁ちゃんのホストマザー、柔ちゃんのママやねん!』
舜太 『まあ俺も今日知ったけどな!』
勇斗 『…知らなかった』
柔太朗 『…羨ましいんでしょ』
勇斗 『別に?』
なんか、空気悪くなった、?
柔太朗 『まあ仁ちゃんはうちのご飯好きだもんね』
勇斗 『は?』
柔太朗 『昨日のクリームシチュー、食いつき凄かったもん』
『美味しいって沢山食べてた』
『ママ、嬉しそうだったな』
舜太 『へー!』
『それはええなあ!』
太智 『なんやそれ!』
『俺も食いたい!!』
柔太朗 『いいよみんな今度おいで笑』
『…勇ちゃんも来る?』
勇斗 『…』
『じゃあ仁人のいるうちに行かねーとな!』
仁人 、?
なんか、仲良い、?
太智 『そーやな!』
『仁人居るうちに行かないと意味ないなあ!』
舜太 『それはどーゆー意味やねん笑笑』
太智 ?
『そのまんまの意味やで?』
『仁人居らんと意味ないやん!』
仁人 !
「俺が、居ないと?」
太智 『そーやで!』
『仁人居らんと学校つまらん!』
舜太 『まだ始まって1日も経ってないけどな、』
太智 『そうやっけ!?笑』
『それくらい俺ん中もう仁人に埋め尽くされてんのかもしれんなあ!』
勇斗 !
『太智ー、いい事言うじゃん』
太智 『やろ?やろやろ!!』
柔太朗 『…仁ちゃん』
仁人 ?
「なに、柔太朗君っ」
柔太朗 『口、クリーム付いてる』
柔太朗君は俺の口元に付いてたクリームを指で拭った。
仁人 !
スマートすぎる、耳あつい…
「ありがとうっ、/」
柔太朗 『どういたしまして────』
指をペロッと舐めた。
仁人 !!
「柔太朗くん、っ」
柔太朗 『シーっ、🤫』
『内緒、バレたらめんどくさいから、笑』
仁人 !
だめだ、すごいかっこいい…
ランチも終えて授業も終わった。
そろそろ帰ろうかな
勇斗 『仁人!』
仁人 !
「勇斗!」
勇斗 『なに、もう帰んの?』
仁人 「うん、そのつもり!」
勇斗 『じゃあちょっとデートしよーぜっ』
そう言うと勇斗は俺の肩に手を回してきた。
仁人 「ぇっ、」
勇斗 『なにー、ダメなの?』
そんなかっこいい顔で俺を見ないで、
仁人 「だめ、じゃない…/」
勇斗 『だよな!!』
『ショッピングモールに行くぞ!!』
柔太朗 『仁ちゃん、帰ろー』
『…仁ちゃん?』
クラスメイト 『ん?』
『仁人君なら佐野君と帰ったよ』
柔太朗 『…』
『ありがとうございます、』
勇斗 『じーんと!!これお揃いにしよ!』
勇斗が指さしていたのはレゴブロックで出来た人のキーホルダーだった。
仁人 「ぇ、お揃い?!」
勇斗 『だめー?』
仁人 「ぅっ、」
「…俺、お揃いとかしたことないから、」
勇斗 『じゃあ仁人の初めてのお揃いが俺?!』
仁人 「そう…かな?」
勇斗 『まじか、さいこうなんだけど』
『俺買ってあげるからお揃いにしよ、ね?!』
仁人 「ぇ、いいよ俺買うよ!」
勇斗 『いーの!』
『お揃いね!ね?!』
仁人 「わ、わかった、?」
勇斗 『じゃあ仁人は────』
キラキラした笑顔でキーホルダーを選んでいて、イケメンは何しても絵になるなって思った。
コメント
4件
<3さんほんとになんでこんなに天才的な話ばっか書けるんですか(T_T)今回も最高すぎます߹~߹

最高ですありがとうございます😭😭😭連載頑張ってください😭むり尊い😭
ちゃ