タイトル「鬼の初恋」
シーナに告白する半年ほど前の事。
小さい頃から俺は人よりデカイ体と悪人面の顔のせいで勘違いをされる事が多かった。
女子にちょっと声を掛けただけで泣かれ、柄の悪い奴らにも目つきが悪いとよく絡まれる。
愛想もなければ外交的でもない俺は、高校入学後も中学の時からの友人の永井(ながい)と杉田(すぎた)の3人でよくつるんでいた。
その日も休み時間に3人で集まって廊下の壁沿いに寄り掛かっていた。
特に集まろうと誰が言うわけでもないが、何となく休み時間に集まるのが恒例になっている。
「そういえば猛ってどんな女子がタイプなんだ?クラスの女子で言うと誰とか可愛いと思う?」
「あ?女の事なんか考えた事ねぇよ******
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