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#すれ違い
ruruha
422
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あまれな
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「ん、?」
目が覚めた。
「ここ、は?」
そこは病院の一室だった。でも、まだ意識がぼんやりとしている。そして横には、血液パックが合った。
「悠斗!」
ドアが開くと同時にそんな声が聞こえた。誰かわからない、女の子の声だった。
「ん、?えっと、」
「悠斗!大丈夫!?生きてて、良かった、。」
彼女に見覚えはあった。確か小学校の時によく遊んでたような気がする。でも、名前は覚えてない。だって、遊んだ記憶すら曖昧なのだから。
「あ、あの。誰、ですか?」
その言葉に彼女は驚きを隠せなかった。
「悠斗、忘れちゃった、の?私、幼馴染の雫、だよ?」
”雫”。その名前に聞き覚えはあった。確かにそう、呼んでいたような気がする。
「えっと、ごめん。僕、あんまり記憶に残ってなくて」
感情が全く篭ってない声でそう言った。でも、気になったことがあった。なんで僕が倒れたことを知ってるのか。
「あのさ、雫。なんで、僕が倒れたことを知ってるの」
「だって私は、悠斗と同じ高校なんだよ?」
ー悠斗と同じ高校
と、雫は言った。その途端、全身が冷たくなった。もしかしたら雫も僕から離れるかもと怖くなったから。
「し、雫は、。」
その声は自分でもびっくりするほど震えていた。
「知ってる、の?」
少し時間をおいて、彼女は答えた。
「知ってる。悠斗が転校生を切ったって話でしょ?」
「なら、なんでここに、!」
自分でもびっくりするほど大きな声が出た。
「みんな離れていった。僕がやったって決めつけて!それなのに、なんで雫はここに来たの?」
「だって、悠斗はやってないでしょ?あんなに優しかった悠斗が人を傷つけるわけがないでしょ?」
「でも、でも!周りはみんな信じてる、!」
「私は信じない。だって小学の時から一緒にいるの。悠斗はそんなことしないってわかるよ。どうせあれは、カッターキャーでしょ?自分で切って、相手に持たせて叫ぶやつ。それで社会的に孤立させようとする」
雫は全部わかってた。でも信じていいのだろうか。また、離れていっちゃうかも。そう思うと、僕の手が震え出した。
「大丈夫だよ。私はそばにいる。あなたが死にたいとか、消えたいって思っても私がそばにいる。」
「本当に、離れないの?もし離れなかったら、雫までいじめられるかもしれないし、。そうなったら僕は、!」
すると、安心するように優しく頭を撫でた。
「ー安心して、悠斗。大丈夫だからね。私が、悠斗のそばにいるから」
コメント
1件
ああっ、6話もめっちゃ沁みた…😭💕 悠斗くんが目覚めた病室のシーンからもう胸ぎゅっとなるのに、雫ちゃんが「大丈夫だよ、そばにいる」って言ってくれるところで完全に涙腺崩壊したよ…! リョナ怖いだけじゃなくて、ちゃんと心の支えになる人がいる展開がエモすぎる…悠斗くんの震えと不安もすごく伝わってきて、早く続きが読みたくてたまらないです🌸 雫ちゃん、女神すぎる…!