/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
桃葉side
桃葉「といっても…どこ行きます？」
クロネ「…適当」
適当と何でもいいが一番困るんですよね…
世の中のお母様達も困っているはず…
…って誰がお母さんだ…
クロネ「桃葉～顔こわ～い」
…なんか言い方ムカつくな…
桃葉「…とりあえずここは1階みたいなので…1階の探索をしてみましょう」
クロネ「はーい」
1F 相談室
桃葉「…相談室みたいですね」
私はドアの上側に付けられているプレートを見ながら言った
クロネ「だね。とりあえず見てみようか」
クロネさんは扉を開けた
中は長机と長机の上に置かれている花瓶、ボードゲームが入った戸棚、黒いソファ2つがある
…なんか安心する
クロネ「相談室だね…ん？」
クロネさんは花瓶の中を覗き見た
私もクロネさんの後ろから覗いてみると…
たくさんのクローバーが入っていた
桃葉「クローバー…珍しいですね」
クロネ「そうだね。」
クロネさんは数秒間クローバーを見つめた後、戸棚や窓際など別の場所を見始めた
桃葉「扉は開かないんですか？」
クロネ「…いや、開くんだけどさ…」
クロネさんは窓から私に視線を移すと…
クロネ「ルールに『外に出てはいけない』…ってあったじゃん？」
だから怖くて…と彼は付け足した
…確かに命の危険があるだろうし…不用意に出るのは危険かも…
桃葉「でも校庭ならセーフでは？「school yard」ですし」
クロネ「じゃあ出てよ」
…これだからビビり探偵は困る…
…とは言っても私も怖いけど…
桃葉「…校庭はあとでにして…別の場所に行ってみませんか？」
クロネ「…まぁそうだね…行こうか」
…気付かれなくてよかった…多分気付かれたら一生いじられる…
とにかく、私達は別の場所に移動することに決めた
相談室の近くにあった階段を上ると…
瀬梨「あ！クロネ君！桃葉ちゃん！」
瀬梨さんが私達に向けて手を振った
知愛「奇遇だね～！こんな所で会うなんて」
クロネ「だね。…これも運命ってことで一緒に探索する？」
瀬梨「いいねいいね！お姉さんも一緒に探索したーい！」
瀬梨さんは笑顔を浮かべながらそう言った
知愛「じゃ…近くにあるしここ探索する？」
そう言って知愛さんは１つの教室を指差した
2―1と書かれているプレートが掛けられた教室だ
2F 2―1教室
教室には想定通り…とでも言うべきかたくさんの椅子と机が置かれていた
瀬梨「…なんか懐かしいなぁ…学生なんて数十年前だから…」
黒板を見ながら瀬梨さんは呟いた
クロネ「あの頃に戻りたい」
知愛「俺っちは嫌だ～勉強勉強勉強だもん！」
瀬梨「でも知愛君大学院生でしょ？すごいじゃん！」
まぁ仕方なくね…と知愛さんは言った
桃葉「…あぁ…私も将来あそこに…」
…ヤバい、頭痛が再発してきた…
…でも立派な探偵になるため！！そうクロネさんのように…
…クロネさんのように…？
いつも起きて食べて寝て起きて食べて寝てを繰り返してるあの人のように…？？
その時、グーパンチが飛んできた…中々に痛かった
クロネさんはにこっと笑いながら言った
クロネ「なんか悪いこと考えてそうだから叩いた！」
知愛「乙女をいじめちゃダメなんだぞ！？」
知愛さんはクロネさんの背中をポコポコと叩いた
瀬梨「あははっ！！」
瀬梨さんはそんな３人の様子を見て大笑いしている
…平和だなぁ
クロネ「…というか忘れてたけど…早く探索しようよ」
…ハッ…確かに本題を忘れてた…
瀬梨「…う～ん…見たところ目立つのは…」
瀬梨さんはある机に駆け寄り「それ」を手に取って見せた
瀬梨「この紙だよね」
知愛「なにそれ？忘れ物？」
瀬梨「さあ…？…とりあえず見よう！」
私達は瀬梨さんの周りに集まり、彼女は紙をみんなに見えるように机に置いた
「4月1日
今日は高校の入学式だった。
かわいい子多かったなぁ(笑)
それに紅蓮と利雨とも同じクラス！これだけで数年は生きれる(笑)
俺は別に大学は行かないしこれからは遊び放題だ！
楽しい高校生活になるといいな。」
…誰かの日記だろうか…でも、それにしては紙一枚っていうのはどうなんだろう…
クロネ「この日記に出てくる紅蓮と利雨って誰だろう？」
知愛「さあ？…まぁクラスメイトってことじゃないかな？文章的に」
瀬梨「そうだね。でもどうしてこんなところに…」
…確かにどうしてここに１人の高校生の日記があるんだろう
クロネ「…まぁ今は考えても分からないし…一回…」
「マイクテステス…皆さん、聞こえますか？私です。梓です」
梓さんの声が天井に設置されているスピーカーから聞こえる
…放送室にいるのだろうか？
「少し情報交換をしたいので体育館に集まってください。お願いします。」
それ以来放送は聞こえなくなった
瀬梨「じゃ行こ！これも持っていこ！」
瀬梨さんはさっきの日記を手に取り言った
知愛「…そうだね～！行こ行こ！」
桃葉「はい！」
こうして4人で体育館に向かった
続く
おまけ
梓アイコン▽
霊アイコン▽
次回 フウリン
コメント
39件
あ、クローバー、、花言葉、、、、、これ言わん方いいかな、、
梓さんと霊さんの目に花あるし…クローバーが関係あるのかな(？)
書き方が好き過ぎる…クローバー…何か鍵になったりするのかな、？(初心者考察) 皆ビジュが良い👍️👍️
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ