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この物語はストグラ二次創作です。
実際の人、団体とは関係ありません。
これは主の妄想ですので、想像しながら見ていただくとありがたいです。
僕は幼い頃、親から虐待を受けていた。
そのせいか人が苦手になり無意識に怯えてしまう。そして、自分の事が嫌いになり「ごめんなさい」が口癖になっていた。
「昔の記憶…なんで?」
今日も大型でやらかし、ボスのヴァンダーマーに呼び出された。
「堕夜、座れ」
ボスの向かい側のソファーに座り、縮こまった。 怒っているのか、いつもより圧が凄まじかった。
「ボス…ごめんなさい」
「ボス、すいません…お時間を頂けますか?」
起きてすぐに部下のキミトスに呼び出された。
キミトスの声は少し弱々しく感じた。
外で待機していたキミトスの車に乗り話を聞いた。
「急にすみません…堕夜がやらかしました。」
起きてすぐのステーキに腹が痛くなる。
溜息をついて「分かった、本人に聞いてみる」と言った。すると、キミトスが話を続ける。
「ボス…出来ればで良いんですけど、あまり怒らないで欲しいんです。」
「は?」
怒らないで欲しい?何を言ってるんだ?
「いや、なんでも無いです」
早速、堕夜を呼び出し座らせた。
怒られるのが分かっているのか縮こまっている。
「堕夜」
名前を呼ぶと体がビクッとはねあがる。
「…」
無言で堕夜を見つめ腕を上げる。
「ひっ…やめっ」
堕夜は殴られると思ったらしく、さらに脅えてしまった。
殴られると思い目をつぶったが痛みが無い。
「やめっ…え?」
ボスは僕の頭を撫でてくれていた。
「お前はワシのためによく頑張ってくれている。そんな部下を殴るわけないだろ?」
そのボスの言葉に涙が溢れ、声を出して泣いた。その間もボスは「大丈夫」と言って寄り添ってくれた。
『家族』、その言葉がMOZUには相応しいと思った