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皆様方々、ごきげんよう。今回はどうやら、待雪くんが単独で行動
しているようだね。
待雪くんは一体何をしているのか
楽しみだね。
おや?時間だね。
それでは「待雪の狂騒」はじまりはじまり
_______________
____極寒の地「アトラス」
待雪は雪をギシギシと歩き
故郷に帰還した。
___天名槍「羅刹 雪風」
待雪
「ふふん。
おにいちゃんにもらった槍。
久しぶりに子供達に見せびらかそ」
ひょんなことを考えていた。
_____その時
待雪
「なんだろ…..あれ?」
ウルフィーナ
「くっ。不覚。」
桜花
「ねぇ、なんで無茶するの?!」
待雪
「…..何してるの?」
誰だろう。明らかに軽装。
極寒のこの地では死ぬ
ウルフィーナ
「あぁ、すまない。
少しだけヘマしたんだ。」
桜花
「あ!ごめんなさい。
私は桜花、こっちはウルフィーナ」
ウルフィーナ
「恋人だ。」
待雪
「そう。素敵だね。」
感じた事、思った事は口に出す
おにいちゃんと約束してるから。
桜花
「本当?!ありがとう。貴女は?」
待雪
「自己紹介?」
ウルフィーナ
「あぁ」
待雪
「….ヤホ。待雪だよ!」ちまーーーん
桜花
「待雪ちゃんね!可愛い名前だね!」
ウルフィーナ
「待雪さん?ちゃん?」
桜花
「ちゃんでいいの!」
待雪
「最近ちゃん呼び多い….」
ウルフィーナ
「多い?」
待雪
「いや、なんでもない。」
_________________
話して分かった。
どうやら、子供と遊ぶボランティアみたいな
活動をしてるみたい。
待雪
「子供….好きなの?」
桜花
「ウルがね、大好きなの!」
ウルフィーナ
「まぁ。そうだな。」
待雪
「そう。いいことだね」
私は2人を案内した。
見る限り。
ウルフィーナが獣人
桜花が妖精
と
いったところだろうね。
ウルフィーナはまだ大丈夫
問題は背丈の低い桜花
低体温症になる。最悪死ぬ
待雪
「桜花、、、」
桜花
「なに?」
待雪
「私のリュックに入っていいよ」
桜花
「重いy」
待雪
「重くない。早く!」
ウルフィーナ
「待雪ちゃんすまない。ありがとう」
待雪
「ん。中にタオル入ってる。くるまってて」
桜花
「はーい」
待雪
「ウルフィーナは。寒くない?」
ウルフィーナ
「有難いが心配無用だ。私は耐性がある」
待雪
「ん。分かった。」
私はウルフィーナが迷子にならないように
腰を引っ張った。
仕方ない。背丈の高いウルフィーナに
手が届くのは腰だから。
ウルフィーナ
「なんか、小っ恥ずかしいな。」
意味分からない。
けど、この人達が遭難するよりマシ。
でも良かった。
中間地点の場所で見つけれて。
_____ガサガサ
?!
待雪
「匂い。獣、、、デカイ。」
_____!!
________「雪原ベアー」だ。
待雪
「ウルフィーナ、下がってリュック持ってて」
ゆらゆらと巨体が現れた。
真っ白の体毛に覆われた毛皮の下には
筋骨隆々な体。
ダラダラと滴る唾液
目がどこを向いてるか分からない
傷だらけ。
なるほど。ナワバリ争いに負けた。
ウルフィーナ
「待雪ちゃん下がって、逃げろ!」
待雪
「ウルフィーナ。うるさい。静かに」
_____グルグル
待雪
「ナワバリ争いに負けたの?
だけどごめんね。1歩でも近づいたら切る」
ウルフィーナ
「危険だ、
少しなら時間を稼げるだから逃げろ」
待雪
「退きなさい。」
_____グルグル。グガーー!!!
猛攻な駆け出し。
本来なら野生動物に敵うはずがない。
そう。
____本来なら。
ウルフィーナ
「待雪ちゃん!危な、、あれどこだ」
待雪は加速していた。
雪原ベアーが1歩を出す瞬間だった。
小さい体は時に早く
時に小回りを効かせる。
「羅刹 雪風」が
雪原ベアーの眼前に届く。
待雪
「動くな。私は言った。まだ分からない?」
____次は殺すよ。
______ガウゥゥ
去った。相変わらずデカイな。
ナワバリに負けて、私にも負けた。
多分大人しくするでしょ。
待雪
「2人。怪我は。」
ウルフィーナ
「な…..い。ありがとう。」
桜花
「わぁーかっこいい!!」ぱちぱち
待雪
「かっこいい。もっと褒めたら、待雪伸びる」
桜花
「凄いよ!待雪ちゃん!」
待雪
「えへへ。凄い。」
ウルフィーナ
「待雪ちゃん。何者なんだ?」
待雪
「待雪?待雪は待雪だよ?」
とりあえず2人の目的地までひたすら歩いた。
どこを見渡しても真っ白な世界。
いくら雪原靴でも足が少し濡れてる
ヒリヒリするくらい。
私は慣れてるからいいけど
ウルフィーナはそろそろ、火傷するかも
名前名前。何者だ。
あ!そうだ。
忘れてた。
「え〜っと、異名者にして一(ひとぉ)つ
「豪雪の白姫(しらひめ) 待雪」でぇす。」
ウルフィーナ
「異名者?異名者ってまさか。」
桜花
「なに?異名者って」
ウルフィーナ
「私が桜花のストーカーしてる奴を
懲らしめてたら言ってたんだ。」
「異名者様を探しだし必ず××様の手先に」
「異名者の遺伝子は優秀だ」
「鳳凰のなんとかもいるらしい」
待雪
「なにそれ?」
ウルフィーナ
「すまない。そこは分からない。」
桜花
「でもでも。待雪ちゃんがいたから
助かったね。待雪ちゃんありがとう!!」
待雪
「ん。」
一応、
おにいちゃんと槐のじいちゃんに報告かな?
あ、あと______
待雪
「さっきの熊。あいつら野生動物の中で
屈指に強いから見かけても刺激したらだめ。」
ウルフィーナ
「分かった。忠告助かる」
待雪
「いい。それより2人とも着いたよ」
ここでバイバイか。
待雪
「あ、そこに運搬係がいるから帰る時、
話してみて。良い旅を」
桜花
「リュックありがとう!また会おうね」
ウルフィーナ
「失礼する。」
バイバイ〜。
よし、
寄り道したから
温泉入って1度リラックスしよ。
さて、本日は締めさせて頂く
どうだっただろうか?待雪くんは
知らず知らずのうちに人を助けてしまう。
言葉は端的で勘違いされそうだけど
行動や発言で理解されるのかも知れないね。
もうしばらく待雪くんを観測する。
諸君達には優しく見守って頂きたい。
おや?
時間だね。次回「狂言」
君たちに幸あれ
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世羅 鈴🎨🎤
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コメント
1件
お疲れ様です〜!!第25話読みました🌸 待雪ちゃん可愛いすぎる!!兄からもらった槍を子供達に見せびらかそうとしてるところからもう愛おしい😭💕 極寒の地で遭難しかけてたウルフィーナと桜花を助ける優しさも、雪原ベアーに一歩も引かない強さも、ギャップが最高でした…「動くな。私は言った。まだ分からない?」の台詞、かっこよすぎて叫びました!! 「待雪は待雪だよ?」って自分のことシンプルに言うのもキャラ立ってて好き。次回の「狂言」も楽しみにしてます!✨