ボクにとって君は。
ボクにとって君は、
朝、いつものように起き、朝ごはんを食べ、部屋に戻る。
そして、PCを立ち上げる。
「これでいいかな!」
『MV』というファイルを立ち上げ、クリックする。
「色調整、ここであってるっけ」
6月24日。
PCの端の方に表示されている。
類の誕生日じゃん!
「なんかラッキー!」
ただ、そう思っただけだった。
次の日、彼が
帰らぬ人となる前は───
「類……ねぇッ……!!」
ボクはこの時決めたんだ。
もう二度と大切な人を失わないように、守れるようになるって。
だからボクは生きていられた。
ニーゴのみんなは僕が守る。
そう、決めたはずだった───
𝐍𝐞𝐱𝐭,♥1
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