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??「……あれ、ここ何処だ」
自分は悠(ユウ)。高2だ。
悠「真っ暗で寒いな…何で此処に…家にいたはず…」
自分は見知らぬ所に1人突っ立っていた。
悠「気味が悪い、」
寒くて、暗くて何も無い
悠「…でも、落ち着くな、ずっと此処に居ときたいな」
そう思う場所だった
悠「全く知らないとこなのに…」
??「………あれ……?」
悠「っ!!」
突然声が聞こえた
悠「だ、誰?」
振り返るとそこには小柄な男の子が突っ立っていた、年下…だろうか、
悠「うわっ!」
気配がなかった…いつの間に
??「君は……そっか、”また”此処に…」
何か言うてる、
悠「だ、誰?君は、」
??「僕?僕は…そうだな…何て言えばいいのかな」
少年は少し黙って言った
??「…僕は…君だよ」
悠「……え?どうゆう意味…」
??「そのまんまの意味だよ!
僕は君なんだぁ〜」
悠「…は?」
意味がわからない
この子は何を言うてるのだ…
??「フフッ 意味分からないって顔してるねぇ〜」
??「それもそうだよねぇ〜僕も同じ立場なら同じこと思うしぃ〜」
??「あっ!でも僕は君だし一緒かぁꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)アハハッ」
悠「…」
一人で笑ってる…笑える要素何処だよ…
悠「はぁ…んで、君名前は?」
??「僕ぅ??僕はぁ〜…名前…」
悠「?」
??「名前ぇ…名…なんだっけ??」
悠「知らんのかいっ」
悠「あっ、、」
咄嗟にツッコんでしまった…
??「ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)アハハッいいツッコミだね!」
悠「…嬉しくねぇ…」
悠「…名前無いんだったら何て呼べば…」
??「うーんじゃあさ、」
??「”レン,,」
??「って呼んでよ!!」
悠「…っ!」
レンって…何処か懐かしい気が…
レン「…何か心当たりあるよね、この名前…君にとって思入れのある名前じゃないかな?」
悠「……」
確かにその名前に思入れがあるけど…
悠「…っ…分から…ないわ」
レン「……」
レン「そっかぁ〜残念だなぁ〜」
悠「…ところでレン」
レン「なぁ〜にぃ??」
悠「此処は何処?」
レン「此処?此処は〜…何処だろうね」
悠「…何で自分此処にいるの…」
レン「……それは…」
悠「…」
レンの顔が曇った…何か知ってるのか…
だったら……
悠「なぁレン…」
ドサッ
自分はレンに覆いかぶさった
レン「えぇ!ふぇ!あっ、え、な、なに…?」
レンの顔が赤面してる
火傷してるのかって程赤くなってる…
レン「や、ちょ、悠ぅ…な、なにぃ…」
涙目になり声を震わせて言った
悠「……」
レン「悠…どーしたの…あっ、ちょ、まっ…」
顔を近づけるとレンはかなり顔を赤くした
レン「待って…これって…」
レンが目を瞑った…
レン「えぅ、〜〜〜っっ///」
悠「……違うか」
レン「ふ、ふぇ…?」
悠「ゴミついてるのかと思ったけど違かったわ」
レン「………え?」
キョトンとしてる
悠「そんな顔真っ赤にして何期待してたの?」
レン「いや、あの、えぇ…と…」
悠「…ていうのは冗談」
悠「教えてくれないから意地悪したかっただけ」
悠「意地悪されたくなかったら教えてよ」
レン「なっ、なっ、〜〜〜〜〜////」
レン「なんだよぉぉ!!!意地悪っ!悠の意地悪ぅ!!」
レンはほっぺを膨らませて拗ねてしまった
悠「え、あ、ごめん」
レン「やだ、、意地悪する人は悪い子だもん!」
悠「…そーか、だったらレンが教えてくれないのは意地悪なんじゃないの?」
レン「へ?」
悠「レンも意地悪じゃん、
自分は知りたいのに教えてくれない」
悠「意地悪なのはお互い様でしょ?」
レン「それは…」
悠「意地悪って事で拗ねてるのにレンは意地悪な子なんですねー」
レン「っ!」
悠「人の事言えないのにねー」
レン「っっ!!」
レン「もういいもん!!!悠なんて知らないんだからね!!」
レン「勝手にすれば!!」
悠「なっ!!いや、ちょ、ま、」
レンは足早にどこか行こうとした
すると振り返って…
レン「悠の馬鹿っ!!!」
…とだけ言い放ち、どこかに行ってしまった…
第一話終わり