今回もオリキャラ出ます!苦手な方はご注意ください!!交流会が終わっちゃったよ直哉くん
「嫌や……。帰りとうない…」
そう言って部屋の隅に縮こまっているのは直哉だ。交流会の2日間は甚爾と一緒で楽しかったがいざ帰るとなると最愛の甚爾と離れてしまうので帰りたくなくなった。
「なぁおや、京都校帰りな?羅宇と奏も困ってるよ?」
ちらっと羅宇と奏を見ると確かに困ったような顔をしていた。
「あっ…!東雲先輩と飴崎先輩堪忍な……」
「別にいいんだよ。最愛の従兄弟と別れるのは誰でも悲しいことだろう」
「直哉、そんな泣いてたらお目目枯れちゃうよ〜?」
そう優しく2人が声をかけてくれる。
「直哉〜、聞いて?俺たちもね、直哉と離れたくないんだよね」
「…悟くん達も?」
「そう。でもやっぱ帰らなくちゃいけないよね。だから我慢してるんだよね」
悟がそう言うと直哉はなにやら覚悟を決めたような顔をした。
「…皆迷惑かけてごめんな。俺、帰るわ」
「ん〜!直哉いい子!!」
次の瞬間悟が直哉に覆い被さるようにキスをした。周りから「おおっ」や「は?」と声が上がる。
「ん…!?ん、ふ♡」
離れたあと悟は「ごちそーさま♡」と言いながら舌をペロリと舐めたので直哉の顔は茹でダコのように赤くなった。
「おい、悟…どうやって殺されてぇ?」
「え?もしかして直哉とキスすらしてなかったの?w」
悟がバカにしたような言い方でプークスクスと笑うと甚爾が反撃したため喧嘩が始まった。
「も、し、か、し、て?直哉のファーストキス、僕が奪っちゃった感じ〜?」
「あ、そ、それは…」
直哉が思い出したように声を上げるが2人には聞こえていない。
「よし殺す。悟殺す」
「キャー//////」
「2人とも、やめないかい」
止めに入ったのは我らが夏油傑だった。さすが皆のママである。「それと、言いにくいんだけど…」と続けるのでみんな傑を「ん?」と言った目で見ている。
「直哉のファーストキス、私なんだよね…」
「傑くっ、」
「「「…はああああ!?」」」
その場にいた全員から困惑の声が上がる。中には理解ができず固まっている者もいた。
「え?直哉のファーストキスが前髪ちゃん…?」
「嘘でしょアンタ」
「夏油さん…」
「…言わない方がええんかったとちゃう?」
「そうだね…うん…」
傑は途方に暮れていた。
禪院直哉
何言ってくれてんねん傑くん
禪院甚爾
は???おーし、念入りに悟と夏油殺すわ。
五条悟
傑…マジかよお前…
夏油傑
ここで言ったらマズイとは思ったけど独占欲が勝ってしまい「直哉のファーストキスは私」と言ってしまった。
七海建人
やっぱ夏油さんも正常ではなかった。
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