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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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辰「そういえば…パパってなんの仕事してるの?」



照「言われてみれば…?」



照と2人の部屋2人だけにしては十分すぎるほど広い部屋なんだけどふと思ったんだよね

俺たちのパパになってくれてる人の仕事ってなんなんだろうなって

だって、こんなに広いお家に住んでるんだよ?


うーん、医者とかなのかな…?



辰「照はなんだと思う?」



照「おれ?おれは…建築系…?」



辰「あー、ぽい」



照「じゃあ俺は建築にポッキー」



辰「まじ?じゃあ俺は医者にアイス」



照「おし、父さんのとこに確認しに行こう」



辰「あっ、お前抜け駆けするなよ⁉︎」



………………………………………



辰「パパ!」



照「父さん!」



目「うわっ、びっくりしたどうしたの?」



辰「パパは医者だよね!」



照「いや、建築家だから!」



目「え?なんの話?」



辰「やっぱ医者なんだよ!」



照「絶対嘘!」



目「待って待ってなんの話⁇⁇」



辰「パパの職業の話…」



目「あ、そういうこと?」



辰「医者でお願い!」



照「建築家!こい!」



阿「パパは俳優とモデルだよ笑」



辰「はっ、⁉︎⁇」



照「ガチで⁉︎⁇⁇」



目「亮平!洗濯物終わったの?」



阿「うん、ちょっと休憩」



目「じゃあここ座って」



阿「もー、仕方ないなぁ笑」




目の前でイチャイチャしてもらってるとこ

悪いけど俳優ってまじで言ってる?

だからこんなに家がでかいわけね?…納得


てか2人とも答え違ったじゃん照なんて開いた口と目が塞がってないからね笑



照「辰兄顔ぶっさいくだよ」



辰「お前こそ目と口開きすぎなんだよ」



目「で?俺の職業なんて聞いてどうしたわけ?」



辰「気になって…?」



照「そしたらまさかの俳優だったからびっくりした」



目「でも亮平も、だよね?」



阿「うん、今はおやすみ中だけどね」



辰「ママも⁉︎⁇」



照「ガチかよ…えぐすぎ…」



阿「ふふっ、だから2人がモデルとか俳優とかに興味あったら全然応援するよ?」



辰「…うーん、それはまだ考えとく」



照「…俺、ダンスしてみたい…」



阿「ダンス?」



照「この間父さんに話したら興味があるならやってみろって言われて…それで前からやってみたくてでも母さんが反対だったら諦めようと思って」



阿「そっか、俺はパパと同じ意見かな、照が本気でやりたいならやって見なよ応援する」



照「ほんと?…ありがとう母さん‼︎」



阿「ふふっ、どういたしまして」



辰「ひぇー、照ダンスするのか」



目「辰哉はしなくていいの?」



辰「無理無理体力持たないから笑」



阿「ほんと兄弟性格真逆すぎて笑笑」



目「みてて飽きないよね」




早速その日にダンススクールを予約して

次の日から照は通うことになった

それからというもの毎日朝早く起きて学校行ってその帰りにダンススクール寄ってから帰ってくる日常を送っている

流石にしんどくない?って聞いたら楽しいから大丈夫!って言ってこの間翔太を背中に乗せて筋トレしてたからね?


本当体力お化けだよ…笑




翔「てゆにぃ!しょたのったげるね!」



照「今日も乗ってくれんの?ありがと笑」



翔「うわぁ!ちゅごぉい!」



照「落ちんなよ?笑」



涼「ちゅぎりょたぁ!」



大「じゃあその次大ちゃん!」



照「え⁇そんないっぺんは厳しいって笑」



辰「たっちゃんがやってあげようか?」



大「たっちゃん持ち上がらないからやだー」



涼「ひぃく!」



辰「えぇ⁇⁉︎ショック…」



照「筋トレ教えてあげようか?笑」



辰「考えとく…」



その日から鏡の前で謎のポージングして

兄弟にキモがられる辰哉が半泣き状態でラウールに抱きついていたのはまた今度笑



………………………………………………



次回作…冬の寒い帰り道



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