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昨日の地震大丈夫だった?!
私びっくりして飛び起きたぞ!?
影山side
翔陽は勿論、誰にも迷惑掛けまいと蛍も一人で抱え込んでいた。
免疫力が強いって訳じゃないし、むしろ弱い方の蛍だから、また体調崩しただけかと思っていた。
悩んでる素振りも、言動も一切せず、蛍は一人で悩んでいた。
あの日、あの時。
もし翔陽が蛍に…俺達にあの言葉を言わなかったら…?
もし…蛍がずっと隠し続けていたら…?
蛍は…俺達はきっと……本音で向き合えないままだったのだろう。
次、宜しく
という意味を込めて蛍が頷くと
任せろ!
と言わんばかりにニカッと笑う。
バトンタッチ。
一人じゃないからな、翔陽。
小学校最後の夏。
まぁこれはこれは大事件。
研磨が今年は夏休み終了前日までずっと宮城に居てくれるそう。
だけど、登校日は研磨一人で暇。
だから、是非研磨もということで、1日限定、俺らの通っている小学校に見学。
とそこで、予想外の展開に。
どん!
と大音量でドアが開いたと思えば、不審者乱入。
俺らは
気をつけろよ
と言わんばかりに顔を見合わせる。
油断してたら案の定忠が人質に。
怖がってる振りをしているのがバレバレ過ぎたけど、
先生や他の生徒は気づかなかったようで…
そしたら忠が飽きたのか、それとも早く終わらせたいのか、手の甲で相手の顔面を殴った。
それを見た蛍が笑って、不審者に足を引っ掛け転ばせた。
そして翔陽が取り押さえる。
それを見た俺と研磨は大爆笑。
それをきっかけに皆から恐がられる……という羽目に…
この一件が俺らを変える一件となった。
俺は忠の方を向いて
最後、締めろよ!
と言わんばかりにニコッと笑う
すると
勿論だよ!
と言わんばかりに忠は小さく、手をぐっとにした