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町の地下に駐車し、無二と守若はエレベーターに乗ったりしてデパートに入る
下着店の所までくると
「じゃあ守若さん、向こうで待っててください」
「なんで?護衛できないよ?」
無二は下着店の前で待っててくれると思って奥のほうに進んだ
ブラジャーを手にとって見ていると、守若が横からじろじろと見てくることに気付き
「えっ、ちょっと…」
無二は言葉を失う
「ふーん、これくらいのサイズか」
「やめっ」
無二は守若を押して店の前に出した
「ダメです、みたら!」
「なんでだめなのー?前みたじゃん、みせてよ」守若が面白がっている
無二はムッとなって奥にすすみ、ブラジャーを手にとって試着しつに入った
無二は脱いでいると、
「そこにはお客様がおられます」
とあわてたスタッフの声
「彼氏だよ」
小湊の声がした。無二は気のせいだと思ったが、無二がブラジャーをつけているときに小湊が入ってきた
「えっ?!」
「……」
小湊は無二の顔から胸までみてまた、顔をみた
無二は赤面する
「なっ!!小むぐっ」
無二は口を封じられた
「やっと会えたね、どこまでいくつもりなの?僕から逃げられると思った?」
「…」
「長距離旅行とは仲いいんだね。温泉に守若くんと入って、一緒にねるの?」
口を封じる手がはなれた
「私は守若さんとは肉体関係じゃないです」
無二は泣いてしまう。首をしめられたとはいえ、やはり小湊のことを好きだからだ
小湊は無二の涙に一瞬戸惑ったような顔をした
「今日は挨拶だけだから。今だけ楽しんだらいいよ」
小湊は出ていった
無二は小湊が怒っているようにみえた
買い物がおわり、守若と合流するも、小湊のことは言わなかった
小湊は優しい人のはずだと思ってしまっている。
長い運転の末、ついたのは山と森と湖しかみえない宿だった。
「運転お疲れ様です」
無二は守若と部屋にはいりながら、守若の肩をマッサージした
夕食になり、いいご馳走がでた
守若は酒をのんでふらふらして倒れてしまい、スタッフに部屋まで運んでもらった
無二は酒を飲まず食事を終え、廊下をあるいていると後ろから抱き締められた
「えっ!むぐっ」
口に布をかぶせられた
「ねんねんころりよ」
小湊が無二に子守唄をきかせた
無二は気絶した