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無二は気がつくとラグジュアリーなホテルのベッドの上にいた。
そばに城ケ崎と小湊がソファーに座っていた
「やっとお目覚めか、待ちくたびれたぞ、どんな超能力ができるんだ?」城ケ崎
「出来ません」無二
「何っ?使えるようにしてやろうか」
ナイフを無二に向かって投げる城ケ崎に小湊が刀で弾いた
ナイフは床に落ちた
「何をする、小湊」
「手が勝手に動いちゃった」
「なるほど、これが超能力なのか。面白い。また見せてもらおう」
城ケ崎は忙しいらしく出ていった
「…助けてくれたんですか」
無二は超能力を使ってない
無二は動体視力がそれほどよくなく、そもそもナイフを投げてきたことに気づけなかったのだ
「無二は僕に首をしめられても抵抗もしないでしょ」
小湊は出ていった
半グレたちがかわりに入って見張ってくる
無二はホテルの一室を見回ることにした
大きなジャグジー風呂がベッドのとなりにあり、風呂から外を眺めることができる
とりあえず全部豪華だった
ルームサービスやらマッサージ、エステとメニューにはあって、全体図にはプールもジムもあった。
携帯電話はとられたからホテルの電話をかけることにした
ホテル内専用の電話で外にかけることはできない。
「何か用か」城ケ崎の声がしてすぐ切った
無二はもう一度別の番号を押す
「ルームサービスです」とスタッフ?
無二は料理を注文してみた
30分くらいたち、ノックの音がした
「はい」
無二がドアをあけにいくと小湊がトレーに料理のせてはいってくる
「えっ!」
「食べて」小湊は机の上にのせた
「ありがとうございます…?」
小湊は出ていった
料理をとり、トレーごとドアの外においた
半グレ2人は常に無二を見張っている
無二はベッドがわから見えないようにロールカーテンをしめて風呂に入ったものの半グレたちも風呂場にはいってくる
「やだっ、入ってこないで!」
無二が叫ぶと小湊が半グレをきりつけた
「こええええ!」
半グレ二人は血しぶきをあげて絶命した
「小湊さん、ありがと」
無二は両手で体を隠している
小湊は背中を向けながら無二にタオルと服を投げた
「早く着替えてね。この部屋血なまぐさくなったから別の部屋に荷物おくの手伝うよ」
「あ、ありがとう…この服はホテルのですか」
「売ってたんだよ、土産物やに服売ってるから欲しいの買っていいよ」
わざわざ無二の服を買ったらしい
やはり小湊は優しいんじゃないかと思った