お恥ずかしながら、中学生の頃はいわゆる不良って呼ばれるようなヤツでしたよ。私の地元にもいくつかのグループがあって、同じ学校に通う人で構成されているところもあれば、学校という垣根を越えて人が集まっているグループもありました。私は後者でした。
グループを作ったわけではないのですが、総長に認められて所謂 「番長」のポジションでしたよ。特にリーダーシップがあったわけでも力が特段強かったわけでもなかったので、 今思えばなんで私が番長だったのか正直言って意味が分からないです。
と、まあ当時は荒れていたんですけど、中3の頃の昼休みに急に喧嘩に巻き込まれて、咄嗟に動けずにみぞおちに強めの攻撃を一撃喰らってしまったことがあったんです。それで、動けずに悶えたまま昼休みも終盤に差し掛かって「このまま私はどうなるんだろう」とか考えていたんです。
すると、図書室から出てきた大人しそうな金髪の子が近寄ってきて「大丈夫?」と声をかけてくれました。嘘偽りない、真剣な眼差しで。
肩を貸してくれてなんとか立ち上がることができたんですけど、それを見た喧嘩をしていた奴らのうちの数人がその子のことを私のグループの構成員だと勘違いして、無実なその子に殴りかかってきました。咄嗟に私はそいつらに攻撃していて、そのおかげかその子と仲良くなって。
・・・長くなってすみません。でもそれがきっかけで私は足を洗って今ではちゃんと真面目にしています。 感謝したいし、もっと話したり遊んだりしたかったなぁ・・・。
コメント
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これ読んでると、古き記憶が瞬時に蘇ってくる 物語の力って凄いわ