テラーノベル
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※ここでTの視点になります。
場所は日本の東京フリーク区にあるTとムラクモの合同アパートだった。
T「ソー・ハインのチェロは凄かったですね。ミャンマーの楽曲のTRRのOne Dayを弾いたから最高ですね!!」
ムラクモ「ええ、ミャンマーの国民性が伝わりますからね。」
ミンリ「やっぱり、ソー・ハインは素晴らしいにゃ!!そう言えば、インスタで映画『美澄エカチェリーナvsルシア・エルビラ』のアクション撮影シーンが公開されてるみたいだにゃ!!」
ミンリ「私だったらエカチェリーナを応援したくなる気がするんや!!パワフルで、ロシアのデカさの象徴やからにゃ!!」
ムラクモ「私はどちらでもいいですがね。」と冷静に答えるのだった。
T「私はルシアさんを応援したいですよ!!私とムラクモさんの親友のピンク好きのクインさんの毒舌彼女ですからね!!」と和気藹々するのだった。
ムラクモ「相変わらずTさんは毒舌な女性が好きなんですね?まあいいですけど。」
ミンリ「じゃあ私はもう帰って在宅ワークの仕事頑張るから!!」と言ってアパートを出るのだった。
※ここから白鳳ミンリの視点になります。
実家の白鳳メンタルクリニックの2階のダイニングテーブルにて
ハクラン(ミンリの5歳年下。Tとムラクモの1個年上の同級生で、19歳の高校3年生)「遅ぇよ、ミンリ。もう夕飯の時間だろ?」
ミンリ「ごめん、ごめんにゃ!!アメリカフリーク州留学してて、ちょっと時差ボケしちゃったみたいで…」
ハクラン「言い訳すんな、バカ。お前が作った京都から持ち帰ったスズメの丸焼きカレーがまだ残ってるからそれを一緒に食うんだろ?」
ミンリの心の声「やっぱり、ルシアさんと似てるやなぁ。ただ、妹のハクランさんはルシアさんと違って江戸っ子の毒舌じゃなくて、冷淡な毒舌だ。彼女は料理は苦手だけど、私のことを思って言ってるんやにゃ!!」
ハクランの心の声「『映画美澄エカチェリーナvsルシア・エルビラ』を見てみてぇなぁ。ルシアって言う2個年下の毒舌女が本人役として出てる。でも、私は空エキ学園大学で医師になれるように勉強するか。」と食事の準備をしながら何かに耽るのだった。
ハクランの心の声「私のこの毒舌は、幼馴染の2歳年下の黒井カラスの影響か。それで私の黒髪一本のおさげ髪は幼少期から好きで、カラスは影響を受けて真似をした。」
ハクランの回想シーン(16年前。空エキ学園の託児所にて 陽理(当時1歳)「私は大神陽理(おおかみ・ようり)。ハクラン、挨拶して)
ハクラン(当時3歳)「私は白鳳ハクラン。鳳凰の血が入ってて、能力には自信がないんだよね。」 陽理「大丈夫だよ。私も送り犬の血が入ってて、聴覚と嗅覚が過敏なんだよね。」カラス(当時1歳)「私は黒井カラス。言っとくけど、私は嘘と建前は嫌いよ。私は重度の色アレルギーなの。だから黒以外の服を着るとアナフィラキシーショックを受けて失神するの。死にはしないんだけどね、まあ私の全身ゴスロリファッションは好みなの。」
ハクランの心の声「カラスの毒舌は哲学的だ。私もそうなりたい…努力しよう…」
カラスの心の声「ハクランの黒髪一本の三つ編みおさげは大好きよ。私も真似しようかな。」と)
ハクランがそう考えながら、ミンリと一緒にスズメの肉が入ったカレーを食べるのだった。
両親もちょうど仕事終わりで2階に上がるのだった。
※ここで美澄エカチェリーナの視点になります。
アメリカフリーク州にて
昨日の映画撮影を終えたエカチェリーナ「私のインスタのフォロワーも多いけど、ライバルのルシアのインスタをフォローしてる人たちも多いわね。ルシアのフォロワーにT?はぁ?何でTが私じゃなくて、ルシアにフォローするのよ!!?ふざけるのもいい加減にしなさいよ!!Tのバカぁぁぁぁぁ!!!!」とスマホを片手に持ち、嫉妬して荒れ狂う様子だった。
ルシア「T?あのフリーク州に留学してきたあのバカなTのことだろ?」
エカチェリーナ「そうよ!!なんで私じゃなくて、あなたにフォローするのよ!!私とTは同じ施設育ちで、小中学校一緒だった同級生だったのよ!!?」
ルシア「落ち着け、エカチェリーナ。あのバカには来年公開の私たち主演の映画を見たら絶望するかも知れねぇぜ。あいつならきっと予想外の展開にショックを受けること間違ぇねぇからな。」
そこで2人のパリピ美女が登場するのだった。
エヴァとヘレン「ルシア!!」
ルシア「エヴァとヘレン。こいつは私と共演した日本の一般社会に住むロシア系日本人美澄エカチェリーナだ。」
エヴァ「フリーク州に住む在米カナダ人のエヴァ・ローズ・アフマディ。」
ヘレン「同じくフリーク州に住むヘレネス系アメリカ人のヘレン・ガラナキ。」
エヴァとヘレン「インスタの映画撮影動画見たよ!!よろしくね、美澄エカチェリーナ。」
エヴァ「よかったら、一緒にディナーの店行かない?」
ヘレン「行こうよ、撮影終了のお疲れ様だからね!」
そしてフリーク州にあるチェーン店にて
エヴァはルシアの好物のモヒンガーとヒン(ミャンマー風カレー)。
ヘレンはソー・ハインの好物のタコスとブリトー。
ルシアはエカチェリーナの好物のボルシチとペリメニ。
エカチェリーナはエヴァの好物のムサカとスブラキ。
と言った珍しい多国籍な料理を食べ、さらにはアメリカ南部で取れるワニ肉の脚をみんなと一緒に食べた。
そして、会話が始まるのだった。
エカチェリーナ「Tのあのバカ、最悪よ!!私は事故で両親亡くして、小中学校の時はクラスのマドンナとして見世物にされて、同じ施設友だちのTだけは私の一番の理解者のはずだったのに、卒業式のあの時中卒だなんてそんな嘘をついて、フリーク区へ逃げたから腹が立つのよ!!おかげで私はずっと孤独だったんだからね!!」と怒鳴り散らすのだった。
ヘレン「でも、T君はこの前のホムパ(フリーク州)でも私たちのルーツの歴史についても話してくれたんだよね。その時は日本人留学生としてフリーク州に来たんだ!」
エヴァ「あと、SNSでTの親友で、ルシアの彼氏のクインをいじめてた奴を首チョップしたんだから、あれは尊敬しちゃうよ!」
ルシア「私の親友の在日ミャンマー人のソー・ハインからLINEで聞いたけど、Tは『お前のことなんか知らねぇ。一般人の美女でしょ。』って言ってるらしいからな。」
エカチェリーナ「ふざけんじゃないわよ、Tのバカ!!私のどこが一般よ!!?いい加減にしなさいよ!!」
話は終わり、それから1年が経った。
コメント
1件
ああ〜読んだ読んだ!😭✨ 第34話、複数視点が切り替わる構成めっちゃ好き!! 特にエカチェリーナの嫉妬爆発シーン、感情が生々しくて「わかる〜!!」ってなったよ💥💕 Tがルシアをフォローしてるだけでここまで荒れるの、彼女の孤独感と執着が伝わってくる…切ない。 あとハクランの毒舌ルーツ話も良かった!黒井カラスの哲学的毒舌、影響受けるのすごく納得。 多国籍料理のシーンもおしゃれで、キャラ同士の距離感がじわじわ縮まってる感じがエモいです!次話も楽しみにしてます〜🌸