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クロスオーバー(他界隈)🌟🎼+刀剣乱舞
刀剣乱舞の刀剣達は個性ありますので、キャラ崩壊しまくりです(口調おかしい可能性大)
というか、全員キャラ崩壊かもです
三日月さんの昔話(長い)と少し今の話
三日月side
ある日、俺は顕現された
顕現後目を開け挨拶をする
その場には、加州と主となる人
そして、もう1人の人間と赤子がいた
前主「三日月!?」
俺を見てそう明るい嬉しそうな声色で驚く主
三日月「これから、よろしくたのむ
そなたは…」
前主「あぁ、こいつは俺の兄だ
抱いてるのは兄の子供だよ」
三日月「そちらもよろしくたのむ」
主の兄「あぁ、よろしく 」
三日月「この赤子は何歳なのだ?」
主の兄「まだ3歳だ 」
三日月「ほぉ」
主の兄「弟の刀だが、是非ともお世話してやってくれ
きっと、懐くw」
三日月「あぁ、ぜひさせていただこう」
主「三日月、早速だが…」
三日月「主が呼んでいるな、じゃあな」
主の兄「あぁ、またな」
初めはとてもいい本丸だと思っていた
主は優しく、出陣も中傷になれば帰還を選ぶほど優しい人で 俺のお茶などにも付き合ってくれた
顕現後何年も経った後
主は少しずつ変わった
重症になっても進軍をしようとした
何振りかが止めても進軍し、意図的に刀を折っていった
これは流石にやりすぎだ…と
出陣終わり主の部屋に寄る
三日月「三日月宗近だ、入ってよいか?」
主「あぁ」
三日月「主、重症進軍はみんな折れてしまう
審神者歴ながい主ならわかるだろう
やめてくれないか? 」
主「だからなんだ?
俺の刀だ、好きにしていいだろう」
顕現時とは真逆のような冷たい声で突き放される
三日月「そうか、それはすまなかったな」
今ここでこれ以上注意すると主が逆ギレとやらをして今後酷くなるかもしれない
だから、明日久しぶりに来る主のお兄さんに声をかけよう
次の日
赤子「みかづきー!」
顕現したころから大きくなった赤子が俺に飛びつく
俺からしたら人間で言う孫みたいなもので
愛おしく甘やかしていた
もう赤子と言う年ではないが俺からした赤子なので赤子とよんでいる
主の兄「すまないな、この子三日月に会うの楽しみにしてたんだ 」
三日月「それは嬉しいなぁ」
赤子「えへへ」
三日月「…主のことで少し相談があるのだが良いか?」
主の兄「あいつのことで?
わかった」
三日月「最近主が、重症のまま進軍してな
何振りかが折れておる…
昨夜注意をしたのだが、自分の刀だから好きにさせてくれと言われてな
これ以上言ってひどくなってはいかんと引いたのだが…」
主の兄「まじか…
俺から少し話してくるよ
この子と遊んでやっててくれ」
三日月「ありがとうなぁ
あい、わかった」
赤子「みかづきー!」
三日月「そうじゃ、三日月じゃぞー」
俺の最近の癒しはこの子だった
俺の目の前で折れていく仲間達
見たくもない
なのに、主は刀を何とも思っていない
赤子「…? 」
三日月「あぁ、すまぬな」
…俺も折られるのだろうか
その日の晩飯の時
主の兄「説得はしたよ
納得もしてくれた、これでおさまるとは思う…」
三日月「あぁ、ありがとな」
主の兄「おさまらなかったら連絡をくれ
早めにこちらにむかう」
三日月「本当に感謝する」
主の兄「いや、いいんだ
逆にすまない、俺が気づかない内にもう仲間を失っていたなんて」
三日月「仕方ないことじゃよ」
そんな会話を交わしその日は終わった
主の兄は帰り、また主と刀剣達の生活が始まった
主「昨日、兄さんにチクッたのは誰だ?」
今朝、主が全振りを呼び出しこう告げた
あぁ、やばいな…
なんて思いながら名乗り出やず何事もないかのように主の方を向く
バレたら折られてしまうと言う恐怖があったからだ
俺が折られるせいで皆に害を与えられないならいいが、少しばかりあの赤子が気になってしまう
主「三日月か?三日月はよく兄さんと話してるもんなぁ?」
三日月「われは知らぬぞ?」
必死にごまかす
前田「まってください、主様
なんでそんなすぐに三日月さんを疑うのですか? 」
主「そんなに決まっているだろう…
“三日月なんかいらなかったからだ!!” 」
三日月「…」
俺は望まれてなかった刀らしい
顕現の時のあの声色は嘘だったのか
大包平「それは三日月に失礼だろう!!」
大きな声で大包平が怒鳴る
三日月「よいよい
主、すまなかったな」
加州「…主、変わったね 」
主「だからなんだ、
三日月わかったんならさっさと死んでしまえ!!
お前はいつも重症進軍させているにも関わらず運良く死なない」
三日月「…」
あぁ、だから、俺はいつも刀装なしなんだな
俺のための重症進軍がみんなを殺したのか
三日月「すまなかった
みんなも俺のせいで仲間を失ってすまない」
加州「謝る必要ないよ!!」
三日月「主お願いだ
今すぐ俺1人で刀装なしの出陣をさせてくれ
そして、俺が折れた後もう他の人を折らないと約束してくれ 」
主「あぁ、喜んでその条件を飲むよ」
顕現の時のように声色が明るく嬉しそうな主
加州「主…やめてよ!」
初期刀の加州が顔を青くして止める
後のみんなも主にやめてくれという
三日月「いいんだ、これでみんなが折られないなら」
そう、これは望んだ死
すまない、主
すまない主の兄、赤子、みんな
すまない…
三日月「では、いってくる」
加州「…ッ、いって、らっ…しゃい」
三日月「あぁ!」
最後に見たのは時間遡行軍と赤い液体だった
そして、目の前が暗くなり…
幸せだった時の記憶が蘇る
自分の声とは思えないような細い声
この謝罪は誰に対してなのかは自分でもわからなかった
三日月「パチッ)は?」
なんで、俺は生きてるんだ?
主「み、三日月…さん!?」
山姥切国広「主、幻覚だ…寝よう」
三日月「…、」
主「ぁ、え?」
きっと、また要らない存在になるのだろうな
とりあえず前の記憶があることは伏せておこう
三日月「本物だ、三日月宗近
よろしくたのむ、主」
れっきとした挨拶じゃないがこの空気でれっきとした挨拶はできないだろう
主「うぇぇぇぇ!? 」
山姥切国広「主落ち着け!」
主「三日月さんすみませんっ!!
本丸立てて2日なんですよ!?
ボロッボロですみません !!」
乱「いや、主さん本丸新品だからボロッボロじゃないよ?
なんなら、二日目だからめっちゃ綺麗だよ?」
三日月「…」
随分と騒がしい主だな
でも、本丸建てて2日…
少しの間はいい生活ができるだろうな
山姥切国広「主がすまない…
俺は山姥切国広、ここの初期刀だ
よろしくたのむ」
乱「乱藤四郎だよ!
主さんの初めて鍛刀で顕現された刀
よろしくね〜」
三日月「あぁ、二人ともよろしく頼む」
主「まだ、信じられない…けど
ん゛んッ、取り乱してごめんなさい
ここの本丸の主です
特に何かしないで、とかはないから自由に過ごしてくれたらうれしいな!」
三日月「あぁ、よろしくな」
主「三日月さんは少し特殊だね
まだ二日目だから、私が変なだけかもだけど
乱や国広とは違う感じがするよ
失礼に当たったらごめんね」
三日月「…」
これが、主なのだろうか
そんなこともわかるのか
三日月「いや、大丈夫だ」
…嫌われるなら早くしたほうがいいのだろうか
ここにいる刀も少ない
言ってしまうか
三日月「俺は昔違う本丸にいて折られた記憶があるんだ」
主「…なるほど
それは、前の三日月さんの主さんがわざと折ったの? 」
三日月「…俺が望んだことだ」
主「いや、 三日月さんは死にたくなかったんじゃないの?」
三日月「…君は鋭いなぁ笑
主は俺を嫌っていた
ある時から刀剣を重症進軍し折るようになった
重症進軍は俺を折るためにしていたなぁ
俺が仲間を折った…殺したんだ
だから、最後に俺が刀装なしの1人出陣をお願いしもう誰も折らないと約束した」
主「…」
三日月「昔はな、中傷になったら帰還を選ぶほど優しい主だったんだッ…
俺はいつから嫌われていたのだろうな」
主「…三日月さんはその後の本丸がどうなったのか知りたい? 」
三日月「当たり前だ…」
…主の兄や赤子のことが1番気になっているのだから
主「本丸名言えたりするかな?」
三日月「本丸名は…虹雲本丸だ」
主「ん、調べてあげるよ
他に気にかかることある?
それも調べるよ」
この主はなんでこんなに俺のことを考えてくれるんだ?
どうせ、すぐにいらなくなるだろうに
三日月「主の兄と主の兄の子供と仲が良かったんだ
余裕があればどうなったのか知りたい 」
主「まかせろ!w 」
…本当にさっき叫びまくってた人なのだろうか
主「よし、三日月さん
改めてよろしくお願いします
あなたが望むなら出陣は控えます
遠征が可能ならそちらに回します
それも嫌ならのんびり過ごしてください
私は刀剣を好きにさせたいですから」
三日月「…」
主「遠慮はいりませんよ」
三日月「出陣は控えていただきたい
遠征は少しなら大丈夫だ
その分本丸のことは俺がやろう」
主「了解です
なんせここの本丸まだ刀剣少ないですから本丸のことしてくれるのは助かります!
三日月、私を主と認めてくださいますか?」
三日月「まだ、信じられない
前の主もはじめは優しかったから 」
主「正直に言ってくれてありがと
そんなの信じさせてあげますよ
10年後ぐらいでもいいんでねw 」
これは、これは…元気な主に当たったなぁ
本当にまだ信じられない
でも、すぐに信じてしまいそうな
この人間は特別な力を持っている
主「じゃあ、信じられない間は…
本名ダメだからなぁw
こいつでも、あいつでも、なんでもどーぞ!」
山姥切国広「主!?」
三日月「じゃあ、そなたと呼ぼうかのぉw」
主「あら、優しいw」
乱「ねぇ、主さん
虹雲本丸調べるのはいいけど
お兄さんとかの件だと苗字が必要になってくるよ 」
主「確かに…
三日月さんもわかんないよね〜
主は本名いったらダメだし」
三日月「聞いた話だが、虹雲は主の苗字らしい」
主「え、ばかなの?」
山姥切国広「ふっw」
主「まぁでも、バカに感謝だ〜 」
そうだ、主は雲のような人で
主の兄は虹のような人だった
赤子ももちろん虹だ
三日月「迷惑かける」
主「いやいや、 私の本丸に来てくれた人の願いくらい叶えたいじゃない!」
三日月「感謝する」
主「いえいえ!」
それから、数カ月後
多くの刀剣が本丸にいる
そんな時に主に呼び出された
三日月「三日月宗近だ…」
主「はいって〜」
そこには、山姥切国広と乱藤四郎がいた
もう、捨てられるのかと思いながら床に座る
主「…そんなに緊張しないで大丈夫よw
虹雲本丸の件だから」
三日月「その件か…」
主「…結論から言うともう虹雲本丸は潰れてるよ
本丸にいた刀剣達も本丸解体時、刀解を望み全員刀解済み 」
三日月「もう、いないのか」
主「うん、その本丸ね 」
山姥切国広「言うのか?」
主「隠し事は嫌でしょ」
三日月「あぁ、嘘偽りなく教えてくれ」
主「その本丸は三日月さんがいなくなってから大問題を起こしていたよ
それはすぐに見つかったんだけど、数カ月後言えなかったのは全部一気に言おうと思ってたから」
三日月「何があったんだ?」
主「…その本丸三日月さんが折れてから主のお兄さんと喧嘩したらしくて」
三日月「ッ主の兄は生きているのか!?」
主「残念ながら亡くなってる 」
三日月「ッ…」
主「その事件なんだけどね
はい、これみて」
三日月「…」
主「喧嘩の原因は、兄が刀剣を折ることを注意して主は納得したにも関わらず折ることを続けたこと…
そして、三日月さんを折ったことで兄は激怒
それに逆ギレした主は近くにあった刀で兄を殺害
そのまま、短刀、脇差、打刀を片っ端から自らの手で折っていった」
ひどいな…
やはり、約束なんか信じられぬな
三日月「その…赤子は」
主「赤子、あぁ、こどもかな
調べたけどわからなかった
ただいうならば、親はその兄だっただけで親なしになり、その主狂った主に怪我…、というか」
三日月「…刺されたのか?」
主「そうだね、刺された…
いや、切られたが正しいかな」
三日月「…何処かで幸せになってるだろうか」
主「きっとなってるよ
で、その後の本丸は太刀以上の刀が政府に連絡
政府も動かずにはいられずすぐにその本丸に向かった
もう、狂っていた主を救うすべもないということでそこで処刑
残っていた刀剣に他の本丸に行くかとの問いをするが、皆刀解を選択
政府はこんなことを知られるわけには行かないと隠蔽」
三日月「よく、こんなに詳しく見つけられたな」
主「これでも一応機械系の大学行ってますからw」
三日月「大学生なのか」
主「そうだよ〜、そろそろ出席日数と成績やばいから進学できるかは怪しいけどねww」
山姥切国広「主は、学校サボってずっと調べてくれてたんだ」
三日月「そうなのか…」
主「三日月さん、他に調べてほしいことある? 」
この主は自分の日常より俺たちの事なのか
それに、この数カ月後新しく来た刀剣も昔から居た刀剣にもコミュニケーションを欠かさず話に来てくれた
三日月「いや、十分だ…
感謝する、主」
主「いえいぇ…?
え、ある、じ?」
三日月「あぁ、これから改めてよろしく頼む
三日月と呼んでくれ」
主「ポロポロッ三日月〜〜!!」
三日月「なんだ?」
山姥切国広「よかったな」
主「ゔんッ!」
この主のもとにこれてよかった…
本当に感謝する…
そして、赤子よ
何処かで幸せにな
主の兄よ
ありがとうな
元主よ
どうか、償ってくれ
くに「み、さん?三日月さん?」
三日月「あぁ、なんだ?」
信じないと心に誓った人間を何故かこやつには心を許せる
そして、何処か懐かしい
くに「いえ、ぼーっとしてらっしゃいましたので 」
三日月「あぁ…おぬし苗字は何というのだ?」
くに「苗字?」
あまり刀剣は人の名前を聞いてはいけない
名前で色々悪用できてしまうから
くに「紫宮です」
三日月「そうか…」
当たり前に違うよな
くに「三日月さんにこの話をするのは違うかもしれませんが、
俺は親がいないんです
昔…」
燭台切「ご飯できたよー!!」
くに「ぁ、いきましょうか」
三日月「…ぁ、あぁ」
…少しだけ期待してもいいのだろうか
なんて、どうせ悲しくなるだけなのにな